Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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ドイツ語(German) 江口 建
1年 テキスト授業Ⅱ・Ⅳ 専門基礎科目選択 2単位
【通信・Ⅱ・Ⅳ】 18-1-1646-4447

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

 ドイツ語入門のクラスです。目標はドイツ語圏の人々と簡単なコミュニケーションを交わすことができるようになることです。あいさつ、自己紹介、買い物でのやりとりなど、旅行する場合などに役立つ、やさしい会話ができるようになることを目指します。そのために必要な最小限の文法事項を学習します。授業はCD付教材を用いた自習が中心となります。学習の進め方はサブテキストで指示します。学習を続ける意欲を持った受講生に対しては、追加のプリントや資料を送付するなど、支援や助言を行います。
 まずは肩の力を抜いて、ドイツ語に親しみを持つところから始めてみましょう。
 なお、この科目は、DP1に関連します。

2.
授業の到達目標

・母語とは異なる表現方法や思考方法についての理解を深めることができる。
・基礎学力の向上に加え、文法や言い回しに反映されるドイツ人の“モノの見方”や考え方、発想の仕方(ドイツ的思考)に触れることで、国際性への対応能力を獲得することができる。
・ドイツの歴史や文化、職業、技術についての理解を深めながら、異文化を認める「寛容の精神」と、将来的に異文化交流の促進に貢献しうる人間性を身につけることができる。
・社会で必要となるコミュニケーション能力と情報発信能力の土台を形成することができる。
・文法の解析や文章読解を通して、論理的思考力を養うことができる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

2回のレポートに合格した後に、最後の科目修得試験の結果によって評価します(100%)。
※フィードバックとして、レポートに講評を付けて返却します。ドイツ語に関する質問などは、随時、受け付けます。

4.
教科書・参考書

三室次雄「CD付 書き込み式 ドイツ語文法ノートブック」新装版(三修社)2,200円(税込2,376円)
                                  ISBN-10: 4384057733
※サブテキストを配布します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

 問題を解くまえに、教科書の説明を、きちんと読み込むこと。教科書の指定範囲に出てくる単語の意味を調べ、文法事項を確認し、きちんと内容を理解したら、練習問題を解いてみてください。練習問題で間違った箇所は、間違った理由を必ず自分で分析してください。そうすることで、「なぜ間違ったのか」、「どうすれば同じ間違いをせずに済むか」が自分でわかります。
 学習したことを、間を開けずに復習すること。ノートを読み返し、次の単元にスムーズに移行できるように頭の中を整理しながら進めてください。次のステップに進むには、すでに学習した事柄を繰り返し練習し、着実に定着させておくことが大事です。
 テキスト付録のCDを活用して、発音や聞き取り練習をするように心がけてください。
 学習してゆくなかで疑問に思ったことを、そのつどノートに箇条書きにしておきましょう。そうすることで探求意欲が湧きます。できるだけ日を開けずに、毎日コツコツやるのが、外国語習得の秘訣です。
(全15回のうち、一回の授業につき3時間程度の予習・復習が必要)

6.
その他履修上の注意事項

◆辞書や参考書、ドイツ語学習に有益なサイトなどについては、サブテキストで紹介します。
◆外国語の学習においては、何よりも「語感」を養うことが大切です。まずは「語感」を身につけ、ドイツ語の「文法」に慣れることを心がけてください。

7.
授業内容

【第1回】
ドイツ語とドイツ語圏の国々について。あいさつの言葉。アルファベート。
【第2回】
発音。数詞。自己紹介。
【第3回】
動詞の変化。人称代名詞。
【第4回】
seinとhaben。語順(1)。
【第5回】
名詞の性。定冠詞。
【第6回】
不定冠詞。否定冠詞。
【第7回】
複数。人称代名詞の格変化。
【第8回】
定冠詞類。不定冠詞類。
【第9回】
不規則動詞。語順(2)。
【第10回】
命令。非人称主語es。不定代名詞man。
【第11回】
前置詞。
【第12回】
形容詞。形容詞の名詞化。
【第13回】
分離動詞。zu不定詞。
【第14回】
話法の助動詞。
【第15回】
まとめと補足。