1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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実用的なアナログ電子回路の応用例としてオペアンプ・発振回路・電源回路等を学び、電子回路の基本的な計測技術について学びます。発展内容として、高周波特有の基礎的理論や高周波特有の計測技術を学びます。 この科目は、ディプロマポリシーDP4に関連します。
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2. |
授業の到達目標 |
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電子回路2では、電子回路1の知識を前提として、アナログ電子回路の各種応用と計測技術、さらに高周波特有の基礎的理論である分布定数回路の概念や高周波特有の計測技術に関する基本的知識を習得し簡単な問題や回路について計算できることを目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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提出されたレポート2件の合格は受験条件だけに用い、科目修得試験のみで成績評価を行います。科目修得試験の結果が60点以上で合格となります。 フィードバック方法として、提出された課題レポートを添削します。
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4. |
教科書・参考書 |
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科目内容の番号に対応して 1-5: 家村 他「入門電子回路(アナログ編)」(2006年発行 オーム社 ISBN 4-274-20317-4) 6-15: サブテキスト LMSにサブテキストがありますので、適宜参照して下さい。サブテキスト中には参考書の紹介もあります。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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電子回路の完全な理解には実際に問題を解く必要があります。学修を進めながら、テキストの例題・演習問題、課題レポートに取り組んで下さい。また電子回路2では実際に利用されている回路が取り上げられています。電子工作の腕に覚えがあれば自らの手による電子回路の設計・製作等を試みるとよいでしょう。 各回授業では、予習として直前回の指導書等の内容確認(約1時間)、復習として当日回の指導書の復習または課題レポートの該当部分解答(約2時間)を要します。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業関連内容として、電子回路1を理解しておく必要があります。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | オペアンプ回路(基礎) | 【第2回】 | オペアンプ回路(応用) | 【第3回】 | 負帰還回路 | 【第4回】 | 発振の原理 | 【第5回】 | 様々な発振回路 | 【第6回】 | 電源回路(整流・平滑回路、制御型電源回路) | 【第7回】 | 電源回路(スイッチング型電源回路、電池・無停電電源装置等) | 【第8回】 | 電子計測機器(指示電気計器、分流器・倍率器、テスタ) | 【第9回】 | 電子計測機器(オシロスコープ等) | 【第10回】 | 分布定数回路とは | 【第11回】 | 分布定数回路におけるインピーダンスマッチングと諸量 | 【第12回】 | 分布定数回路における諸量の計測(ネットワークアナライザ等) | 【第13回】 | 高周波における電流・電圧計測 | 【第14回】 | 高周波における電力計測 | 【第15回】 | 高周波における周波数計測と標準信号発生器 |
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