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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業では、サービス経済の理論や様々なサービス産業の事例を通して、サービス産業の生産性や労働市場等に関して世界・日本を対象とするマクロな視点と、アルバイトやサービスの消費等に関する個人の日常生活を対象とするミクロな視点の両面から、サービス経済について概説します。外部講師を招いてサービス経済の事例に関する講演・ワークショップを2回程度予定しています。 この授業では、特に地域経済学科の学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2及びDP3に関する知識・態度を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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サービス経済の理論と実践の事例を学ぶことで、日常生活とサービス経済を具体的に結び付け、かつ多様な視点から捉えることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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平常点とテストで評価します。得点配分は平常点40%、テスト60%です。 平常点は小レポートや質疑応答等を基に評価します。テストは論述式で、知識の修得度と応用力を問います。フィードバックは全授業が終了後に、希望者に対して口頭で行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は使用しませんが、毎回資料を配布します。参考書:森川正之『サービス立国論―成熟経済を活性化するフロンティア』(岩波書店、ISBN: 978-4532356927)
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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授業の事前学習として、資料を配付する場合があります。これを通読し、分からない語句は辞書等で調べ、ノートにまとめるようにして下さい(1時間)。事前学習でまとめたノートは、授業時に持参するようにして下さい。事後学習として、配布資料の復習及び図書・新聞・WEB等で授業と関連する事例を調べ、ノートにまとめるようにして下さい(2時間)。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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原則として、授業中は携帯電話・PCの使用を禁止します。携帯電話・PCの使用が必要な際には適宜指示します。また、授業中の私語は禁止とします。受講生の関心や授業の進行状況等により、授業内容が変更となる可能性があります。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション、サービス経済とは何か | 【第2回】 | ものづくりからサービスへ | 【第3回】 | サービス化する日本経済 | 【第4回】 | サービス経済化と生産性・経済成長 | 【第5回】 | サービス産業のイノベーション | 【第6回】 | サービス経済化と労働市場 | 【第7回】 | 都市・地域経済とサービス産業 | 【第8回】 | 国際化するサービス産業 | 【第9回】 | サービス産業と景気変動 | 【第10回】 | サービス・マネージメントシステム | 【第11回】 | サービスの品質 | 【第12回】 | サービスと情報・ネットワーク | 【第13回】 | 農山漁村におけるサービス経済 | 【第14回】 | 地域社会とサービス経済 | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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