スポーツ経営学
担当者 岩村 聡
単位・開講先 選択  2単位 [人間文化学科]
科目ナンバリング SPS-105

授業の概要(ねらい)

スポーツ経営学は、科学的な経営手法を用いて、スポーツがもたらす様々な便益を人々が享受し、豊かなスポーツ生活を実現するための組織的活動の原理原則を探究する学問である。本講義では、スポーツが行われる場・機会に係る事業論、スポーツ事業をスポーツ組織が効率的・継続的に営むための組織論を中核として、経営活動を改善する方法を考える。
また、これらの理論に加えて、経営活動を長期的に営み、経営目的を効率的に達成するためのマネジメントサイクルや経営資源に関する理論についても学習する。

授業の到達目標

1)スポーツ事業について説明ができる。
2)スポーツ経営を構造的に説明ができる。
3)スポーツと行政のかかわりについて説明ができる
4)各種スポーツ領域における経営課題について説明ができる。
5)スポーツの振興のための方法論について説明ができる。

成績評価の方法および基準

学期末のテスト(40%)、授業内課題(LMSによる課題や小テストなど)の授業に対する取組み(60%)で評価します。
出席が3分の2に満たない場合(オンラインの場合は課題や小テストを期日までに提出しなかった場合は欠席となります)、期末試験を受験しなかった場合は評価対象外となります。

教科書・参考文献

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 【参考図書】
他の参考図書は随時紹介するが、スポーツ経営の入門として以下の文献を薦める。
参考文献 『体育スポーツ経営学講義』 八代勉編著 大修館書店
参考文献 『現代スポーツ経営論』 片山孝重・木村和彦・浪越一喜編著 アイオーエム
参考文献 テキスト 体育・スポーツ経営学 柳沢和雄・木村和彦・ 清水紀宏 編著 大修館書店

準備学修の内容

受講生は、授業内容の理解を深めるために参考図書を読んでおいてください。
また、新聞などで最新のトピックも調べておいてください。

その他履修上の注意事項

他者の受講を妨げる行為(私語など)をしないでください。
欠席の多い者は大幅減点とします。
質問は歓迎します。授業後やオフィスアワーを活用してください。

授業内容

授業内容
第1回 なぜスポーツ経営学を学ぶのか(LMSでのオンデマンド)
第2回 地域スポーツの発展
第3回 スポーツと生活
第4回 地域スポーツを取り巻く環境の変化
第5回 スポーツ関連法、基本計画
第6回 総合型地域スポーツクラブとは
第7回 総合型地域スポーツクラブの現状
第8回 スポーツ組織の経営資源(人的資源、物的資源)
第9回 スポーツ組織の経営資源(財務資源、情報資源)
第10回 スポーツ・サービス①(エリア・サービス)
第11回 スポーツ・サービス②(プログラム・サービス)
第12回 スポーツ・サービス③(クラブ・サービス)
第13回 スポーツ組織のマーケティング(基礎)
第14回 スポーツ組織のプロモーション
第15回 授業のまとめ(LMSでのオンデマンド)