担当者 | 飯塚 遼 | |
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単位・開講先 |
選択 2単位 [日本文化学科]
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科目ナンバリング | GGR-206 |
世界にはさまざまな地域が存在する。それらを理解するためには、それぞれの地域が世界の何処にあるのかという単純な知識以外に「何故そこに位置しているのか」、「そこでどのような現象が何故みられるのか」、また「自然と文化にはどのような関係性があるのか」を考えることが重要である。本講義では世界の各地域を対象にして、観光地や世界遺産などで生じている「自然と文化の関連性やつながり」について学習する。外国地誌Ⅱでは、ヨーロッパ地誌、とくにイギリス地誌とベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)地誌を中心に、よりミクロな視点から地域を捉える。
・イギリスやベネルクスの観光地や世界遺産などの特徴を解釈できる。
・イギリスとベネルクスの特性を人文環境や自然環境の関連性から体系的に説明できる。
期末テスト70%
レポート30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『ヨーロッパ―文化地域の形成と構造』 | T.G. ジョーダン=ビチコフ、B.B. ジョーダン 2005. | 二宮書店 |
参考文献 | 『イギリスを知るための65章【第2版】』 | 近藤久雄、細川祐子、阿部美春 2014. | 明石書店 |
参考文献 | 『ベルギーを知るための52章』 | 小川秀樹 2009. | 明石書店 |
参考文献 | 『オランダを知るための60章』 | 長坂寿久 2007. | 明石書店 |
本講義ではイギリスとベネルクスの様々な地域や場所を取り扱うので、関連するガイドブックや紀行番組を普段から見ておくこと。
講義に関係する発言や質問は歓迎するが、講義中の私語や雑談は厳禁である。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | ヨーロッパとは何か?:地誌学からみるヨーロッパ |
第3回 | ヨーロッパの歴史とEU |
第4回 | イギリスとヨーロッパ |
第5回 | イングランドの都市空間 |
第6回 | イングランドの農村空間 |
第7回 | スコットランド地誌 |
第8回 | オランダの都市空間 |
第9回 | オランダの農村空間 |
第10回 | オランダの柱状社会 |
第11回 | ベルギーの都市空間 |
第12回 | ベルギーの農村空間 |
第13回 | ベルギーの言語問題 |
第14回 | ルクセンブルク地誌 |
第15回 |
まとめと期末テスト
※ 講義の受講者数や進行状況によって、計画が変更されることがある。 |