心理学研究演習Ⅳ
担当者 脇田 真清
単位・開講先 必修  2単位 [心理学科 2018年度以降]
科目ナンバリング SEM-402

授業の概要(ねらい)

我々の周りには、ニコチン、カフェイン、アルコール以外にも、身体・精神に影響を及ぼす薬物があります。この演習では、薬物の精神活動への作用を手がかりに、認知脳機能の基礎過程を心理学的に研究することを目的とします。そのために、文献購読とラットやマウスなどの動物による実験を行います。

研究プロジェクトとして以下のようなテーマが考えられます。
• 精神疾患の動物モデル
• 薬物依存の動物モデル
• 薬物による認知脳機能への影響 など

これらの研究は、高齢社会での認知症、社会的ストレスとうつ、ギャンブルやネット依存症の増加など、現代社会における課題を解決するためにも重要だと考えています。

授業の到達目標

実験遂行のための行動力と協調性、研究の遂行と成果の公表に求められる倫理観、収集したデータの分析とデータを読み解くデータリテラシー、わかりやすく研究内容を伝える論理的能力、他者の異なる考え方を受け入れられる寛容さと、一つの問題を多角的にとらえるための広い視野を養います。

成績評価の方法および基準

授業での積極的な態度、発表内容、実験への取り組みにより評価します。

教科書・参考文献

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 教科書は使用しません。
参考文献 参考文献などについては随時紹介します。

準備学修の内容

実施している研究の進捗状況も説明できるようにまとめておいてください。また、文献を読んで内容をよく理解し、聞く人にとってわかりやすい資料を作って発表してください。

その他履修上の注意事項

文献の精読と実験の準備や遂行には、授業時間を超えた時間と地道な努力が必要です。研究遂行の際は実験動物を大切に扱ってください。各回の内容は適宜変更することがあります。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス。実験研究のテーマを選定する。
第2回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第3回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第4回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第5回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第6回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第7回 研究の進捗状況について中間発表を行い,内容について討論する。
第8回 研究の進捗状況について中間発表を行い,内容について討論する。
第9回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第10回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第11回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第12回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第13回 研究を実施する。テーマに関連した研究論文の紹介と討論を行う。
第14回 研究成果を発表し,内容について討論する。
第15回 研究成果を発表し,内容について討論する。