Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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英語2(English2) 須賀 晴美
1年 機械B後期 総合基礎科目必修 1単位
【総合・後期】 19-1-0047-3390

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

この授業は総合基礎科目の学修目標1、2、3に関連した科目です。
 この授業は、コミュニケーションに必要な、基本的な英文法の習得を目標の中心に据え、総合的な英語力の向上を目指す演習形式の授業です。
 まず初めに、各ユニットの最初のダイアローグをCDに従って音読し、その後日本語に訳します。次にCDの音声を通して聞き、設問に答えます。2-3人のグループでダイアローグを音読し、グループ・ワークをします。次に、教科書の例文を音読し、文法に関する説明を聞いて理解し、確認する設問に答えます。最後に、そのUnitで学習したポイントを使って英作文をするか、書き換えの問題を解きます。
 授業の最初にWriting Sheet (ミニ英作文用紙)が配布されますので、5分間で当日書きたい話題について英作文を書き、提出します。第4, 11回目には与えられたテーマについて英作文を書きます。
 この授業はアクティブラーニングを導入しています。 

2.
授業の到達目標

これまでに学んだ英語を土台として、英語力を総合的に向上させることを目標とします。
具体的には以下のことを到達目標にします。
1. 日本文化を紹介する語彙を含んだ"beginning level"の文章を読んで理解することができる。
2. はっきり発音された会話や文章を聞き取ることができる。
3. 口頭で簡単な話題について1・2文で自分の考えを述べることができる。
4. 5分間で6文を書くことができる。 (正しい語順で主語と動詞のセットが1つ書けると1文と数える。)
5. よく知っている話題について80語以上の英作文を書ける。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

期末テスト(60%)、Writing Sheetの課題(15%)、英作文の課題(15%)、授業への参加の度合(10%)。

・Writing Sheetの課題と第4, 11回目の英作文は評価してLMSで返却・フィードバックします。
・授業への参加の度合は、予習がしてあり指名時に答えられるか、ダイアローグを練習するグループ・ワークの際に積極的に参加しているかどうかなどを評価します。(グループ・ワークの際に参加していない者は減点します。)

4.
教科書・参考書

1) テキスト
『Introduce Japan in Easy English』
著者:愛甲 ゆかり、池田 有花
出版社:朝日出版社 (¥1,900 +Tax)
ISBN:978-4-255-15577-7

5.
準備学修の内容・必要な時間

[教科書の予習]
1. 教科書のダイアローグ(あるいは文章)を読んで、日本語に直します。その際、(注)を見て、中の
 単語や表現を理解し、その他の分からない表現も辞書で調べておきましょう。(20分)
2. リスニングについては、ダイアローグと設問の音声を、ウェブからダウンロード出来ます。あらかじめ
 聴いておきましょう。ダイアローグの音声はくり返し聞いて、読めない単語にはカナをふっておきます。
 音声の特徴を真似て発音し、英語らしい発音ができるように練習します。(15分)
3. 文法問題については、あらかじめ自分で解いてみてください。知らない単語があれば意味を辞書で
 調べてメモしておきます。(15分)

[復習]
1. 自分が訳し間違った英語表現を正しく日本語になおせるように練習し、文法問題で誤った箇所は
 正解を書けるように練習してください。(10〜20分)
2. 英作文1・2や Writing SheetのフィードバックをLMSで確認し、自分の評価と誤った箇所などを
 確認します。(10分)

[英作文の準備学修]
授業中にモデル文を配布し、やり方を説明して書く時間を取ります。終わらなかった部分のみを準備学習で補います。(10-30分)

6.
その他履修上の注意事項

毎回の授業には必ず英和辞書・和英辞書(紙の辞書・電子辞書どちらでも可)を持参してください。(ただし留学生の人は、英語を母語に、そして母語を英語になおせる辞書が好ましいです。)

基礎英文法を学ぶことは、分かりやすい英語を話す/書くことにつながります。加えて、英語を読んだり聴いたりするのをスムーズにする効果もあります。この機会をとらえて、実践に役立つ英語の基礎をしっかり固め、語彙も増やしましょう。

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス(授業の進め方、準備の仕方、評価方法など)、夏休みについて書く
【第2回】
Unit 9: 京都旅行:新幹線の旅 (話法①:直接話法と間接話法、時制の一致)
【第3回】
Unit 9: 京都旅行:新幹線の旅 (話法①:間接話法での伝達動詞、代名詞や副詞の表し方)
【第4回】
英作文1: 旅や体験について書く
Unit 10: 茶道初体験(話法②:伝達内容が疑問文の場合)
【第5回】
Unit 10: 茶道初体験 (話法②:伝達内容が命令文の場合)
【第6回】
Unit 11: 京都の思い出(関係代名詞①:主格の関係代名詞、所有格の関係代名詞、目的格の関係代名詞)
【第7回】
Unit 9-11のまとめ
【第8回】
Watching a DVD in English (A film or drama with Japanese subtitles)
【第9回】
Unit 12: 日本滞在最後の日:築地市場〜上野公園(関係代名詞②:thatが好まれる場合、関係代名詞と前置詞、関係代名詞 what)
【第10回】
Unit 13: 日本の事象を英語で説明(関係副詞:関係副詞の種類、関係詞の2つの用法)
【第11回】
Unit 12-13のまとめ、
英作文2:比較の文章を書く(2つの物/事/人などを比べる)
【第12回】
Unit 14: 最後の晩餐(仮定法①:仮定法過去、I wish〜、実現性の低い未来の仮定)
【第13回】
Unit 15: 別れの時(仮定法②:仮定法過去完了、as if〜、ifを使わない仮定法の表現)
期末テストのガイダンス
【第14回】
Unit 9-15のまとめ、授業評価アンケート
【第15回】
期末試験、まとめ