Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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英語3(English3) 須賀 晴美
2年 情報電子前期 総合基礎科目必修 1単位
【総合・前期】 19-1-0081-3390

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

この授業は総合基礎科目の学修目標1、2、3に関連した科目です。日米の文化比較をテーマにしたテキストを読むことで、読解力の向上、語彙の増強、複眼的視野を養うことを目標とした授業を行います。
 初めに、各ユニットのテーマに関する質問に英語で答えます。次に本文の読まれた英語音声CDで聞きます。その後教員の後について本文を音読し、指名読みに移ります。読めなかった単語の発音と意味を確認し、本文に関する質問に答えます。
 語彙に関しては、英語の定義に合う単語を本文から探す問題を解きます。次にその単語の派生語を例文の空欄に書き込んでいきます。
 文法力を高めるために、与えられた単語を並べかえて意味の通る英文にする問題を解きます。その後TOEIC形式の文法問題を解きます。
 ダイアローグを使って、空所補充のリスニング問題を解き、内容理解を確認する問題を解き、ペア・ワークで会話練習をします。
 授業の最初にWriting Sheet (ミニ英作文用紙)が配布されますので、5分間で当日書きたい話題について英作文を書き、提出します。第12回には、自分のよく知っている物/人について英作文を書く課題が出されます。
 この授業はアクティブラーニングを導入しています。 

2.
授業の到達目標

これまでの学習を基にして、さらに総合的な英語力の充実を図り、実践的な運用能力の向上につなげることを目標とします。具体的には以下のことを到達目標にします。
1. "high-beginning level"の文法を含んだ400語程度の英文を読み、要点を把握することができる。
2. はっきり発音された会話を聞き取ることができる。
3. 口頭で簡単な話題について1・2文で自分の考えを述べることができる。
4. 自分が選んだ話題について、5分間で6文の英文を書くことができる。(正しい語順で主語と動詞の
 セットが1つ書けると1文と数える。)
5. よく知っている話題について100語以上の英作文を書ける。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

期末テスト(60%)、英作文の課題など(20%)、Writing Sheetの課題(10%)、授業への参加の度合(10%)。

・英作文の課題とWriting Sheetの課題は、評価してLMSで返却・フィードバックします。
・授業への参加の度合は、予習がしてあり指名時に答えられるか、ダイアローグを練習するペア・ワークの際に積極的に参加しているかどうかなどを評価します。(ペア・ワークに参加していない者は総点より10点減点します。)

4.
教科書・参考書

テキスト:『Spotlight on America and Japan ありのままの日米比較』
著者:Joshua Cohen/三原京/ 氏木道人/ 木村博是
出版社:南雲堂 (¥2,000 +Tax)
ISBN:978-4-523-17724-1

5.
準備学修の内容・必要な時間

[教科書の予習]
1. Warm-upの写真を見て、英語の質問に英語で答を書きます。(5分)
2. Notesの単語リストを参考にしてReading の部分の意味を大雑把に把握していき、どうしても引っか
 かって分からない表現や単語があれば、辞書で意味を調べておきます。(20分)
3. True or Falseの問題の空所に、選択肢から正しい単語を選んで書き入れます。その上で各々の文
 が本文と合っているか、合っていないかを判断してTかFを丸で囲みます。(10分)
4. ここまで終わったら、添付CDを聴いて、読めない単語の発音を確認するのも良いでしょう。(10分).
5. Word in Contextの問題は、与えられた英語の定義と同じ意味の単語を、本文の指定された行から
 探して答えます。(5分)
6. Word Formsの問題は、5で答えた単語の語形を少しだけ変えて、例文の空欄に合うものにします。
 派生語の見つけ方は難しいですが、探し方はあります。(紙の辞書:意味の一番最後の後に出て
 いることが多いです。電子辞書:意味を下の方にスクロールすると、名詞形や形容詞形などが出て
 いることがあり、似たような単語が辞書の見出しに並んでいる画面も、派生語の見当をつけるのに
 役立ちます。)・・・(15分)
7. Rearrangingの問題は、与えられた単語を並べかえて意味の通る英文を作ります。(5分)
8. Incomplete Sentencesの問題は、問題文の空所に文法的/語彙的に一番合う表現を選択肢から
 選びます。(10分)
9. Dialogueについては、セリフ・問題文・選択肢を見て、分からない表現の意味を辞書で調べておき
 ます。(10分)

[復習]
1. 教科書中で、自分が新しく知った英語表現を確認し、意味を覚えましょう。(10分)
2. 問題で誤った箇所は正解を出せるように練習してください。Word FormsやRearrangingは紙に書い
 て練習すると良いでしょう。書くことで記憶への定着力が良くなります。(20分)
3. Dialogの重要表現(授業中に印をつけた箇所)も、紙に書いて練習すると良く覚えられます。(10分)
4. 英作文や Writing SheetのフィードバックをLMSで確認し、自分の評価と誤った箇所などを確認しま
 す。(5分)

[英作文の準備学修]
授業中にモデル文を配布し、やり方を説明して書く時間を取ります。終わらなかった部分のみを準備学習で補います。(20-40分)

6.
その他履修上の注意事項

・毎回の授業には必ず英和辞書・和英辞書(紙の辞書・電子辞書どちらでも可)を持参してください。
(ただし留学生の人は、英語を母語に、そして母語を英語になおせる辞書が好ましいです。)
・課題の返却については授業でも通知しますが、LMSを定期的にチェックしてください。

外国語をマスターするのは大変なことですが、努力した分は少しずつでも確実に向上します。向上した分、あなたの未来への可能性も広がっていきます。この機会をとらえて、英語の文章に親しみ、語彙を増やして、英語の運用能力を高めてください。
この科目は、JABEEプログラムの必修科目で、学習・教育到達目標中項目2-6に対応しています。

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス(授業の進め方、準備学修の仕方、成績評価の方法など)、簡単な自己紹介
【第2回】
Lesson 1 Cherry Blossoms
【第3回】
Lesson 2 Names
【第4回】
Lesson 3 Sports
【第5回】
Lesson 4 Employment
【第6回】
Lesson 5 Movies
【第7回】
Lesson 6 Karaoke
【第8回】
Watching a DVD in English (A film or drama with Japanese subtitles)
【第9回】
Lesson 7 Shaking Hands
【第10回】
Lesson 8 Job Hopping
【第11回】
Lesson 9 Money or Greeting Cards?
【第12回】
英作文 (What/The Person I Know Very Well): よく知っている事や物について、100語以上の英文を書く
【第13回】
期末テストのガイダンス
Lesson 10 Cash or Credit Card?
【第14回】
Lesson 11 Independence or Parasite?
授業評価アンケート
【第15回】
期末試験、まとめ