Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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留学生のための日本語6(Japanese for International Students 6) 竹上 瑞穂
3年 後期 総合基礎科目選択 1単位
【総合・後期】 19-1-0128-5138

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

この授業は、総合基礎科目の学修目標1,2,3に関する知識、技能、理解を習得するための学部3年留学生向け科目です。授業では新聞記事等で科学技術に関する実践的な資料の読解を行い、さらに4年次の卒業論文執筆および口頭発表へとつながる練習も取り入れていきます。また、科学技術に関連するビデオを使用しての聴解や、ペアワークやグループワークを通して就職する際に役立つ日本語なども実践的に扱っていきます。

2.
授業の到達目標

ビジネスシーンを扱っている教材から文章構成や表現方法、それをもとにして口頭発表の仕方を学び、総合的日本語能力の向上を目指します。就職をする際に役立つ日本語を身につけBJTビジネス日本語能力テストのJ1あるいはそれ以上のレベルへの到達を目標とします。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

聴解・読解・口頭表現での課題(40%)、授業中の積極的な発言や取り組み(20%)、期末レポート(40%)の結果を総合して評価します。合格ラインは全体の60%以上です。

4.
教科書・参考書

指定教科書:『ロールプレイで学ぶビジネス日本語』村野節子・山辺真理子・向山陽子 著
(スリーエーネットワーク)
2,000円+税 ISBNコード (9784883195954)

参考書:『ビジネスケースで学ぶ日本語』高見智子 著  筒井道雄 監修(The Japan Times)
       2,400円+税 ISBNコード(9784789015677)
     その他、必要に応じてプリント配布を行います。

5.
準備学修の内容・必要な時間

1.予習として、指定された箇所で分からない語彙や表現を調べてノートにまとめるなどしてから授業に臨んでください。(30分)
2.復習として授業の中で課された課題をやってきてください。次の授業のはじめに、回収とフィードバックを行います。(30分)

6.
その他履修上の注意事項

受講生の日本語レベルの状況によっては授業計画と教科書を変更する場合があります。

7.
授業内容

【第1回】
授業の概要と評価方法の説明
【第2回】
口頭表現(まとまったことを話す)
【第3回】
口頭表現(まとまったことを説明する)
【第4回】
口頭表現(まとまったことを要約する)
【第5回】
科学技術事情 聴解① ニュース
【第6回】
科学技術事情 聴解② ラジオ
【第7回】
科学技術事情 資料読解① 新聞記事
【第8回】
科学技術事情 資料読解② 雑誌記事
【第9回】
就活に役立つ日本語① エントリーシートの日本語 (作文)
【第10回】
就活に役立つ日本語② エントリーシートの日本語 (フィードバック)
【第11回】
就活に役立つ日本語③ 面接での応対
【第12回】
就活に役立つ日本語④ 面接でのマナー
【第13回】
就活に役立つ日本語⑤ 新聞記事を読む 
【第14回】
就活に役立つ日本語⑥ 新聞記事の話題について話す
【第15回】
就活に役立つ日本語⑦ ビジネス会話