Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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基礎数学(Basic Mathematics) 加藤 彰
1年 前期 専門基礎科目必修 2単位
【機械・前期】 19-1-0133-4885

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

次の内容を学びます。
(1)単なるべき乗が指数関数にどうやって一般化されたか
(2)桁数を表す指標が、どうやって対数関数に一般化されたか
(3)直角三角形の角度と辺の関係が、波状のグラフの三角関数にどうやって変身したか
などを順を追って学習・理解し、かつ問題演習により実際に使えるようにします。
この授業は主に講義形式ですが、演習問題については適宜ペアワークにて実施し、その回答について皆さんから発表してもらいます。
この授業では、学位授与の方針DP4に関する知識、技法、態度を修得します。

2.
授業の到達目標

学生は、自然科学や工学で常時使用される指数関数、対数関数、三角関数の基礎知識を習得し計算問題の解法を説明できる。また、その使用方法の基礎を身につけることを目標とします。また、問題演習を通して計算能力を高めることも目標の一つです。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

期末試験(80%) 小テスト(20%)で評価します。
なお、試験や小テスト終了後に解答を解説します。またLMSで模範解答例を示します。

4.
教科書・参考書

(1)教科書:上野健爾監修 工学系数学教材研究会編『工学系数学テキストシリーズ 基礎数学』(森北出版)ISBN978-4-627-05711-1
(2)参考書:田代嘉宏著『工科の数学 基礎数学』(森北出版)ISBN978-4-627-04912-3
(3)参考書:高校で使用した数学Ⅰ、数学Ⅱの教科書、参考書

5.
準備学修の内容・必要な時間

LMSに掲載されている授業コンテンツを読み、教科書の該当範囲を通読し定理や公式等を理解してください。特に例題を解いてしっかり予習をして授業に臨んでください。また、ほぼ毎回、課題など何らかの宿題が示されますので、次の回までにはやっておくようにしてください。およそ、予習に1時間、課題と復習に2時間を見込んでいます。

6.
その他履修上の注意事項

第8回に小テストを実施して理解度を中間確認します。また、自主学習支援としてLMSを使用するとともに、双方向型授業としてMobile-MARSのテスト・アンケート機能も適宜実施します。

7.
授業内容

【第1回】
数とその計算、整式の計算
予習:教科書P1~20を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P13、P21を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第2回】
整式の除法、方程式
予習:教科書P22~36を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P29、P37及び38を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第3回】
集合と論理
予習:教科書P39~53を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P54、55を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第4回】
2次関数
予習:教科書P56~68を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P62、P69を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第5回】
関数とグラフ
予習:教科書P70~83を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P84、P85を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第6回】
指数関数
予習:教科書P86~94を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P95を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第7回】
対数関数
予習:教科書P96~105を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P106及び107を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第8回】
正弦と余弦、及び小テスト
予習:教科書P108~120を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P121を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第9回】
三角関数の基礎性質と方程式・不等式
予習:教科書P122~131を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P132を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第10回】
三角関数の加法定理
予習:教科書P133~140を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P141を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第11回】
三角形への応用
予習:教科書P142~150を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P151、P152を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第12回】
点と直線
予習:教科書P153~162を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P163を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第13回】
平面上の曲線、領域
予習:教科書P164~188を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P184、P189及び190を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第14回】
個数の処理
予習:教科書P191~201を例題を解くなど通読し、定理や公式等を確認し、例題を解いておくこと。
復習:講義の範囲の練習問題P202を解いて解法を再度理解しておくこと。
【第15回】
テスト、まとめ