Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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機械製図法(Drawing for Mechanical Engineering) 大野 威徳
2年 AT前期 専門基礎科目必修 2単位
【機械・前期】 19-1-0160-3845

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

以下に示す内容について講義を通して学習します。
JIS機械製図法の概要、投影法と三角法製図法、機械製図で使用する線・尺度・文字、正面図の選び方と必要な投影図の数、断面図示法、寸法記入法、面の肌の表示、寸法公差およびはめあい、幾何公差、機械要素の製図法など

この授業では、DP2に関する知識と能力を習得します。

2.
授業の到達目標

本講義では、JIS機械製図法に従った図面作製法を理解し、各種機械部品の作図演習を通じて機械製図法を活用する能力を身に着けることが目標となります。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

提出された製図課題(100%)により評価します。なお、課題提出時は必ず検図を受け、正確な図面を完成させてから提出してください。

4.
教科書・参考書

大西清著「要説機械製図」理工学社 
なお、製図課題はその都度指定します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

望ましい準備学修については7.授業内容の各回に記載されている通りですが、より詳細な説明は授業の際にします。疑問に思う点がありましたら必ず教員に相談してください(1.5時間程)。また、できれば仲間同士で議論することをお勧めします。

6.
その他履修上の注意事項

ATコースのみ履修することができます。必修科目ですから、必ず履修してください。本講義は、全15回の講義すべてを受講しない場合単位は認められれません。
コンパス等の必要な製図用具については第1回の際に指定します。
講義では、各課題ごとに講義の後に製図室において講義で学んだ内容を製図します。講義内容をよく理解し、課題に取り組んでください。講義内容を理解する上で、授業時間外の準備学習が重要となりますのでこれを心がけるようにしてください。
なお、進捗状況に応じて講義内容を変更することがあります。その際には別途お知らします。

7.
授業内容

【第1回】
機械製図法説明、製図用文字の書き方・練習
復習:LMSにアップされる第1回講義内容の動画を視聴し、製図の際の問題点を考えてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第1回分)に反省点を記入してください。
【第2回】
機械製図法説明、製図用文字の練習、製図用各種線の練習、製図機の操作方法
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第2回講義内容の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。
復習:受講後に第2回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第2回分)に反省点を記入してください。
【第3回】
機械製図法説明、フランジの製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第3回講義内容の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。
復習:受講後に第3回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第3回分)に反省点を記入してください。
【第4回】
機械製図法説明、ねじの製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第4回講義内容の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。
復習:受講後に第4回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第4回分)に反省点を記入してください。
【第5回】
機械製図法説明、カップリングの製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第5回講義内容の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。
復習:受講後に第5回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第5回分)に反省点を記入してください。
【第6回】
機械製図法説明、カップリングの製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第6回講義内容の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。
復習:受講後に第6回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第6回分)に反省点を記入してください。
【第7回】
歯車伝達装置のスケッチ
 この回では、グループに分かれて製図課題となる歯車伝達機構の構成部品を寸法取りしてもらいます。寸法取りに際し、グループごとに役割分担や作業手順などを検討し、効率的に作業をしてもらうことになります。各班には、寸法取りに関する考察課題を個別に取り組んでもらいます。グループで意見を出し合いながら課題に取り組んでください。
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第7回講義内容の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。
復習:受講後に第7回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第7回分)に反省点を記入してください。
【第8回】
歯車伝達装置の製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第8回分の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。また、LMSにアップされる作図例(本体)を読み、図や寸法線の配置、および作図上注意する点を考えてみてください。
復習:受講後に第8回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第8回分)に反省点を記入してください。
【第9回】
歯車伝達装置の製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第9回分の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。また、LMSにアップされる作図例(Vプーリ、歯車)を読み、図や寸法線の配置、および作図上注意する点を考えてみてください。
復習:受講後に第9回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第8回分)に反省点を記入してください。
【第10回】
歯車伝達装置の製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第10回分の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。また、LMSにアップされる作図例(伝達軸)を読み、図や寸法線の配置、および作図上注意する点を考えてみてください。
復習:受講後に第10回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第10回分)に反省点を記入してください。
【第11回】
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第11回分の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。また、LMSにアップされる作図例(フランジ)を読み、図や寸法線の配置、および作図上注意する点を考えてみてください。
復習:受講後に第11回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第11回分)に反省点を記入してください。歯車伝達装置の製図・検図
【第12回】
歯車伝達装置の製図・検図
予習:授業に先立ち、LMSにアップされる第12回分の動画を視聴し、授業内容や注意点を確認しノートなどにまとめてください。また、LMSにアップされる作図例(組立図)を読み、図や寸法線の配置、および作図上注意する点を考えてみてください。
復習:受講後に第12回講義内容の動画を再度視聴しなおし、反省点を考えてみてください。また、同時にアップされるチェックリスト(第12回分)に反省点を記入してください。
【第13回】
歯車伝達装置の製図・検図
予習・復習: 授業の前後で、いままでに完成した図面を知人(例えば、第7回のスケッチ作業で一緒になったメンバーなど)と見せ合いながら互いに問題点を指摘するとよいでしょう。
LMSにアップされるチェックリスト(第13回分)に反省点を記入してください。
【第14回】
歯車伝達装置の製図・検図
予習・復習: 14回と同様、授業の前後で完成している図面を知人と見せ合いながら互いに問題点を指摘してみてください。特に、前回指摘された問題点が克服できているかどうか、チェックするとよいでしょう。
【第15回】
歯車伝達装置の図面提出
予習: 提出する課題を今一度ご自身で詳細に確認し、修正を行ってください。この作業はできるだけ時間をかけて行ってください。できれば、完成した図面を提出前に撮影・コピーなどするとよいでしょう。
復習: 提出した図面を知人と見せ合いながら、気づいた点や完成度を評価し合い今後製図の際に気を付けるべき点(個人の癖など)を見つけるとよいでしょう。