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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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機械設計の基礎、材料強度と剛性および機械の精度について学ぶことで、設計製図への理解を深めます。 そして機械の基本要素である、ねじ、軸および軸継ぎ手、軸受、歯車およびねじについての設計製図を学ぶと共に設計計算と製図の演習を都度実施し、最後に総合的な課題演習の設計計算書と設計図を完成させます。講義中に課題をグループワークで解かせ、解答を黒板に書かせプレゼンテーションをさせます。 この授業ではDP2~DP4についての知識、技術、態度を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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ものづくりのためには、その基礎となる設計製図の知識とスキルがとても大切です。 本講義ではまず,設計の考え方を学ぶ機械設計の基礎、ものづくりの根本で有る材料の強度と剛性、機械の高精度化および国際化に対応するための機械の精度を学びます。 次いで機械要素の基本となる、ねじ、軸および軸継ぎ手、軸受、歯車、ばね、の五つの要素部品の設計手法と、その製図法を学ぶことで設計製図の基礎となる知識とスキルを身に付けることを目標としています。 学生は、設計・製図に関する知識と設計計算と製図スキルおよびプレゼンテーションスキル(技能)を身に付け、ものづくりへの設計・製図の重要性を認識し議論をする事(態度)が出来ます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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期日内に提出した設計製図課題演習1、2の計算書と設計図(70%)、授業中に行う演習結果やレポート結果(30%)で評価します。 提出されたレポート(課題演習)やプレゼンテーション内容に対し、コメントや補足説明を加えフィードバック(評価結果を返却・解説)を行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:『「機械設計法 第2版』 坂田勝編集/塚田忠夫・吉村靖夫・黒崎茂・柳下福蔵共著、森北出版 参考書:『機械工学入門シリーズ 要説 機械製図 第2版』大西 清著、理工学社 『機械設計・製図の基礎〔第2版〕』塚田忠夫著、数理工学社
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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シラバスで次回の授業範囲を確認し、約1時間程度、LMSに掲載された資料や教材や教科書を読み例題を解いて予備学修を行って下さい。また授業の後に、約2時間程,学んだ内容の復修を行い理解を深めて講義内容に基づき出された課題や演習問題に取り組み、そのレポートを必ず提出して下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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講義毎に、個人記録表を配布・記載・回収・チェック・返却する事で、講義への出欠と、講義の振り返りを実施し、教員の講義の質向上と改善、学生の講義内容の理解度向上、学生と教員の意思疎通を図ります。 講義内容は進捗状況に応じて変更する場合が有ります。 製図用紙等については授業で配布します。 関数電卓に加え,コンパスと三角定規および物差しを持参して下さい。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 機械設計の基礎 | 【第2回】 | 材料の強度と剛性 | 【第3回】 | 機械の精度 | 【第4回】 | ねじ | 【第5回】 | 演習:グループワーク&プレゼンテーション | 【第6回】 | 軸および軸継ぎ手 | 【第7回】 | 演習:グループワーク&プレゼンテーション | 【第8回】 | 軸受 | 【第9回】 | 演習:グループワーク&プレゼンテーション | 【第10回】 | 歯車 | 【第11回】 | 演習:グループワーク&プレゼンテーション | 【第12回】 | ばね | 【第13回】 | 演習:グループワーク&プレゼンテーション | 【第14回】 | 設計製図課題演習1:グループワーク | 【第15回】 | 設計製図課題演習2:グループワーク |
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