Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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自動車整備実習5(Practice for Automobile Maintenance:Part5) 加藤 彰
3年 AT前期 専門科目選択 3単位
【機械・前期】 19-1-0212-4885

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

自動車のオートマティック・トランスミッション、サスペンション、アクスル、ホイール・アライメント、ブレーキ、ステアリングの整備に必要な基本的な構造、機能を理解し分解、組み付けを修得します。グループワークを基本に実習・課題を行い(アクティブラーニング)、コミュニケーション能力も習得します。この授業では、学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP4,5に関する技法、知識を習得します。

2.
授業の到達目標

自動車のオートマティック・トランスミッション、サスペンション、アクスル、ホイール・アライメント、ブレーキ、ステアリングの機能を理解できる。また、各部品の分解、組付けを行い、機能を満たすためのモノづくりの基礎知識を養うことを目的とする。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

成績評価の得点配分は、定期試験50%、課題レポート50%を基準として、授業態度を減点方式で評価する。 授業態度とは授業第1回の時に説明し配布する「実習作業の心得」を守ること。 なお課題レポートは、A4用紙縦に横書きでボールペンを使用し、全実習に対して各回の実習ごとに内容・課題等 をまとめ表紙に学籍番号・氏名を記入して定期試験日に提出する。

4.
教科書・参考書

自動車整備士養成課程三級シャシ編 社団法人 日本自動車整備振興会連合会 国土交通省自動車交通局監修
自動車整備士二級ガソリン自動車ジーゼル自動車シャシ編 社団法人 日本自動車整備振興会連合会 国土交通省自動車交通局監修
使用教材:4輪アライメント・テスタ、オートマティック・トランスミッション、ローレル(C34)、ターニング・ラジアス・ゲージ 他

5.
準備学修の内容・必要な時間

予習は1時間以上とし、指定された教科書、自動車構造論3のノート、配布資料等を事前に読んで要点をレポートにまとめる。
復習は2時間以上とし、毎回の実習内容をレポートまとめ、授業中の問題を解きなおす(2時間以上)。

6.
その他履修上の注意事項

授業は全て出席することが必要です。遅刻・早退・欠席のチェックを厳密に行う。
レポート用紙やノート等は各自で用意すること。
授業では、事前に購入した、全員同一仕様のユニフォーム・帽子・安全靴を着用し、各自の工具を使用する。
自動車整備実習5は、オートモビル・テクノロジー・コース〔ATコース〕の必修科目で◆印です

7.
授業内容

【第1回】
安全について、オートマティック・トランスミッションの構造、作動、機能について実習を行う。
【第2回】
オートマティック・トランスミッションの分解について実習を行う。
【第3回】
オートマティック・トランスミッションの点検、ブレーキ及びクラッチ作動確認について実習を行う。
【第4回】
オートマティック・トランスミッションの組み付けについて実習を行う。
【第5回】
オートマティック・トランスミッションの変速特性図について実習を行う。
【第6回】
オートマティック・トランスミッションの安全装置について実習を行う。
【第7回】
サスペンション、アクスルの構造、機能について実習を行う。
【第8回】
ホイール・アライメントの構造、機能について実習を行う。
【第9回】
ホイール・アライメント測定、調整(キャンバ、キャスタ、キング・ピン傾角、トー)について実習を行う。
【第10回】
ホイール・アライメント測定、調整(キャンバ、キャスタ、キング・ピン傾角、トー)について実習を行う。
【第11回】
ステアリングの構造、機能を学ぶ。分解、組み付け、点検、調整について実習を行う。
【第12回】
ブレーキの構造、機能を学ぶ(ディスク、ドラム、パーキング・ブレーキ)について実習を行う。
【第13回】
ディスク、ドラム、パーキング・ブレーキの分解、組み付け、点検、調整について実習を行う。
【第14回】
ディスク、ドラム、パーキング・ブレーキの分解、組み付け、点検、調整について実習を行う。
【第15回】
テスト、まとめ(テストのフィードバックを含む)
注:各回の授業時間は、3時限(90分×3)です。
  自動車整備実習5は、前期後半で実施します。