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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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物理学の基礎として単位系等を理解した後、ベクトルについて学び、1次元と2次元運動、ニュートンの法則とその応用について学びます。基礎原理を説明した後、教科書中の例題・問題を解き、解答例を示す事により理解を深める事を目指します。 この授業では、DP1に関する知識を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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惑星の運動、航空機・ロケット・人工衛星の飛翔を支配する物理法則を学びます。学生が、ニュートン力学による力と運動の関係を理解し、他の問題へ応用できる能力をつける事を目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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2/3以上の出席、中間テスト1(30%)、中間テスト2(30%)、期末テスト(40%)で評価します。 試験終了後に解答例を学生に板書して発表してもらい、それを解説することでフィードバックを行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:Reymond A.Serway著、松村博之訳「科学者と技術者のための物理学 Ia」 (学術図書出版社)ISBN-13: 978-4873610740
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準備学修の内容・必要な時間 |
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微分・積分、三角関数およびベクトルの概念が必要になりますので、事前に教科書を読んで要点をノートにまとめて勉強しておいてください(1.5時間)。授業終了後は、教科書の例題・演習問題・章末問題を解いてノートにまとめ、復習するようにしてください(1.5時間)。
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その他履修上の注意事項 |
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講義内容は、進捗状況に応じて変更する場合があります。 科学技術用関数電卓を使います。毎回持参して下さい。
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授業内容 |
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【第1回】 | 序論 | 【第2回】 | 単位と次元、有効数字 | 【第3回】 | 直角座標系と極座標系、ベクトルの性質、成分、加法 | 【第4回】 | 1次元運動:位置・速度・加速度の関係、導関数、等加速度直線運動 | 【第5回】 | 2次元運動(1):位置・速度・加速度、等加速度平面運動 | 【第6回】 | 2次元運動(1):位置・速度・加速度、等加速度平面運動・発射体の運動 | 【第7回】 | 2次元運動(2):等速円運動、向心加速度 | 【第8回】 | ニュートンの第1法則:慣性の法則 | 【第9回】 | ニュートンの第2法則:力と加速度、質量と重量 | 【第10回】 | ニュートンの第3法則:作用・反作用 | 【第11回】 | 運動の法則の応用(1):等速円運動、向心力 | 【第12回】 | 運動の法則の応用(2):不等速円運動、接線方向加速度、慣性力 | 【第13回】 | 運動の法則の応用(3):抗力、摩擦抵抗、空気抵抗 | 【第14回】 | ニュートン力学のまとめ | 【第15回】 | まとめおよびテスト |
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