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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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コンピュータはすべて、プログラムを実行することにより、目的とする処理を行います。プログラムは、BASIC言語(インタプリタ型言語)やC言語(コンパイラ型言語)などのプログラミング言語で記述されます。プログラミング言語が理解できてプログラムを作成できることは、理工系学生にとって必須の要件です。本授業の目標は、プログラム実行速度が速く、移植性に優れ、汎用性のあるC言語(コンパイラ型言語)を用いて、プログラミング(プログラム作成)の基礎を修得できるようにすることです。 この授業は主に講義形式ですが、提示した演習問題について適宜ペアワークを実施し、その解答をプロジェクターに映写して発表してもらいます。 この授業では、DP1に関する基礎的知識と技法について修得することができます。
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2. |
授業の到達目標 |
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プログラム実行速度が速く、移植性に優れ、汎用性のあるC言語(コンパイラ型言語)を用いて、プログラミング(プログラム作成)の基礎を身につけることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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授業内の演習問題(70%)と定期試験(30%)によって、成績を評価します。 最後の授業で全体に対するフィードバックを行い、テストの解答を解説します。
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教科書・参考書 |
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使用テキスト:大石弥幸、朝倉宏一 共著 『例題で学ぶ はじめてのC言語 改訂増補版』 ムイスリ出版(株) ISBN978-4-89641-270-3 使用教材:CL教室にインストールされているMicrosoft Visual Studio 2010を使用します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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事前学習:指定した教科書の次回の授業範囲を事前に読んで、理解できない点・疑問点等を自分なりにノートに整理してから、授業に参加して下さい。(1時間) 事後学習:授業において、指定した教科書の各章が終了した時には、その章の章末問題(ドリル)の解答をノートに書いて解いてみて下さい。(2時間)
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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講義はCL教室での実習形式です。毎回、授業開始時に、その時間に作成するソースプログラムについての説明(そのソースプログラムで使用されている文法や関数の説明など)を行いますので、遅刻しないように十分注意して下さい。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | プログラム(プログラムとは何か、コンパイラ、C言語とは、C言語のプログラム作成の実際) | 【第2回】 | C言語の基本(プログラムの書き方の基本、文字列の表示) | 【第3回】 | 変数の利用と入出力(数値定数、変数、数値の表示桁数、キーボードからの数値入力) | 【第4回】 | 分岐(ifによる分岐) | 【第5回】 | 分岐(switch-caseによる分岐) | 【第6回】 | 繰り返し(whileによる繰り返し) | 【第7回】 | 繰り返し(do whileによる繰り返し) | 【第8回】 | 繰り返し(forによる繰り返し) | 【第9回】 | 繰り返し(breakとcontinue) | 【第10回】 | 配列(1次元配列) | 【第11回】 | 配列(2次元配列) | 【第12回】 | 文字と文字列(文字コード、文字列) | 【第13回】 | 関数(標準関数とヘッダファイル) | 【第14回】 | 関数(ユーザー関数) | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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