Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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物理学2(Physics 2) 河村 政昭
1年 後期 専門基礎科目必修 2単位
【航空・後期】 19-1-0246-2993

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

物理学1で学んだニュートン力学に基づき、仕事とエネルギー、ポテンシャルエネルギーと運動エネルギー、運動量、剛体の回転運動等につき理解する事を目的とします。
この授業ではDP1に関する知識を修得します。

2.
授業の到達目標

学生は、仕事とエネルギー、ポテンシャルエネルギーと運動エネルギー、運動量、剛体の回転運動等の基礎原理を理解し、また、理解した原理に基づき、教科書中の例題・問題を自力で解けるようになることを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

2/3以上の出席、中間テスト1(50%)、期末テスト(50%)で評価します。
試験終了後に解答例を示すことでフィードバックを行います。

4.
教科書・参考書

Reymond A. Serway著、松村博之訳「科学者と技術者のための物理学 Ia 力学・波動」            (学術図書出版)ISBN-13: 978-4873610740
Reymond A. Serway著、松村博之訳「科学者と技術者のための物理学 Ib 力学・波動」            (学術図書出版)ISBN-13: 978-4873610757

5.
準備学修の内容・必要な時間

物理学Iで学んだニュートン力学をよく復習しておいてください。苦手な場合は事前に教科書を読んで要点をノートにまとめて勉強しておいてください(1.5時間)。授業終了後は、教科書の例題・演習問題・章末問題をノートに解答を書いて、復習するようにしてください。(1.5時間)。

6.
その他履修上の注意事項

進捗状況により、講義内容を変更する場合があります。
実習のため、適宜科学技術用関数電卓を使います。毎回持参して下さい。

7.
授業内容

【第1回】
運動の法則の復習:ニュートンの第1、第2、第3法則、等速円運動
【第2回】
仕事とエネルギー(1):一定の力がする仕事
【第3回】
仕事とエネルギー(2):仕事と運動エネルギー、仕事率
【第4回】
ポテンシャルエネルギーとエネルギー保存則(1):ポテンシャルエネルギー
【第5回】
ポテンシャルエネルギーとエネルギー保存則(2):エネルギー保存則
【第6回】
運動量と衝突(1):運動量と力積
【第7回】
運動量と力積(2):二次元の衝突、質量中心
【第8回】
運動量と力積(3):質点系の運動
【第9回】
固定軸まわりの剛体の回転(1):等角速度回転運動
【第10回】
固定軸まわりの剛体の回転(2):慣性モーメント、トルク
【第11回】
固定軸まわりの剛体の回転(3):回転運動における仕事とエネルギー
【第12回】
転がり運動、角運動量及びトルク(1):剛体の転がり運動、角運動量
【第13回】
転がり運動、角運動量及びトルク(2):角運動量の保存
【第14回】
万有引力の法則:ニュートンの万有引力の法則
【第15回】
まとめとテスト