Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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自家用操縦実習1(Flight Training for Private Pilot 1) 今井 道夫
1年 HP後期 専門科目選択 2単位
【航空・後期】 19-1-0256-4884

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

飛行実習を通じてヘリコプターの基礎的操縦技術を修得します。そのために、まずヘリコプターの3舵の使用要領及びホバリングの操縦技術を修得し、ある程度の操縦技術に到達した段階で、離着陸訓練を行い、単独で離着陸が出来るよう操縦技術を修得します。併せてオートローテーションの緊急操作の概要を修得します。
この科目は、ディプロマポリシーDP2・4・5に関連する科目です。

2.
授業の到達目標

基礎的ヘリコプターの操縦法をマスターし、単独飛行で離着陸ができる操縦技術を修得できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

評価基準に基づき審査を実施します。その他取り組む姿勢を併せて考慮します。
飛行訓練終了後、デブリーフィングを実施し、フィードバックします。

4.
教科書・参考書

『操縦教本』(ALP)

5.
準備学修の内容・必要な時間

テキストの『操縦教本』を熟読して下さい。ロビンソンR22ヘリコプターの計器配列に慣れて下さい。
・予備学習として1.5時間程、訓練前に飛行内容を明確にし、重点注意事項を決めてそれがどうしたら実行できるかを研究してノートにまとめること。イメージトレーニングすること。
・復習として1.5時間程、訓練内容を振り返り、良くなかった点、教官の指摘事項について、どのように解決すれば良いのかを考え、関連する内容を研究してノートにまとめること。

6.
その他履修上の注意事項

操縦実習は下妻ヘリポートで行います。集合時間に遅れないこと。

7.
授業内容

【第1回】
      オリエンテーション(ORI):空中感覚及び操舵感覚の概要を習得します。
【第2回】
      基礎空中操作(基礎AW)及びホバリング(HOV)訓練:水平直線、上昇降
      下、旋回、増減速要領が概ね実施できるようにします。ホバリング及び垂
      直離着陸が実施できるようにします。
       基礎AW訓練2回のうちの1回目
       HOV訓練5回のうちの1回目
【第3回】
      同上:基礎AW訓練2回のうちの2回目、HOV訓練5回のうちの2回目.
【第4回】
      ホバリング(HOV)訓練&離着陸(TGL1)訓練:離陸操作及び場周飛行を
      実施できるようにするとともにスポットへの着陸操作が概ね実施できるよ
      うにします。
       HOV訓練 5回のうちの3回目
       TGL1 5回のうちの1回目
【第5回】
      同上:HOV訓練5回の内の4回目、TGL1訓練5回の内の2回目.
【第6回】
      同上:HOV訓練5回の内の5回目、TGL1訓練5回の内の3回目.
【第7回】
      TGL1訓練 5回の内の4回目.
【第8回】
      同上    5回の内の5回目.
【第9回】
      離着陸訓練2(TGL2)&オートローテーション訓練(AUTO):離着陸操作
      が安全に実施できるようにします。ホバリング及び直進オートローテー
      ションが概ね実施出来るようにします。
       TGL2訓練 4回のうちの1回目
       AUTO訓練 4回のうちの1回目
【第10回】
      同上:TGL2訓練4回のうちの2回目、AUTO訓練4回のうちの2回目.
【第11回】
      同上:TGL2訓練4回のうちの3回目、AUTO訓練4回のうちの3回目.
【第12回】
      同上:TGL2訓練4回のうちの4回目、AUTO訓練4回のうちの4回目.
【第13回】
      単独前審査(TGL3):単独離着陸(TGL4)が実施出来るか審査します。
      2回のうちの1回目.
【第14回】
      TGL3:2回のうちの2回目.この際前回の審査結果及び当日の状態が良
      ければそのまま単独離着陸(TGL4)を行います。
【第15回】
      TGL4:2回のうちの2回目.