1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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航空機が安全、確実、迅速に出発地から目的地に飛行する方法(航法)、及び 関連する基礎的な知識、計算方法、理論的な背景等を学び修得します。また操縦実習(航法)において、航空機の位置の確認、針路の決定、到着予定時刻の算出等が円滑に実践できるように学習します。 この授業は、DP1に関する基礎的な知識とDP3に関する専門的な知識を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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航法に関連する基本的な知識を修得し、航法計画の作成 及び その飛行中の機位の確認、針路の決定、到着時刻の算出等の要領を修得し、国家試験(航法)に合格できるレベルに到達できます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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期末テストで評価します。 授業の内容の理解度を確認しながら進めます。 最後の授業で全体に対するフィードバックを行い、テストの解答を解説します。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:『空中航法入門』紺谷 均著(鳳文書林出版販売 ISBN978-4-89279-280-9) 『航法計画と飛行要領』(アルファ-アビエィション) 参考書:『AIM-j』(日本航空機操縦士協会 ISBN978-4-931160-02-6) 航法用具:航法計算盤(フライトコンピューター)、プロッター 航空図(区分航空図 関東・甲信越1/500,000、TCAチャート東京/成田1/250,000)
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準備学修の内容・必要な時間 |
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1、予習として、授業終了時、教科書の次回の授業範囲をお知らせしますので、教科書を読んで理解できない点、疑 問点をノートにまとめておくこと。(1.0時間) 2、復習として、授業内容を、今後いつでも見返り復習できるように要点を整理しノートにまとめてください。(2.0 時間)
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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操縦士として、確実に修得しなければならない内容です。 航法計画の作成は、実習となります。航法用具を準備してください。(事前にお知らせします。)
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授業内容 |
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【第1回】 | 空中航法概説(目的、三作業、種類、最新の航法)、地球の座標(圏、座標) 航法の要素(方位、距離、時、速度、航路) | 【第2回】 | 航空図(投影法、条件、メルカトール、ランバート)、磁気羅針儀(原理、 針路の計算、方位、自差)、ジャイロ航法計器(DG) | 【第3回】 | 気圧高度計(原理、標準大気、高度計の規正、高度の種類、真高度) | 【第4回】 | 速度計(原理、誤差、定義、速度修正) | 【第5回】 | 航法計算盤の用法(距離・時間・速度の計算、燃料・燃費・時間の計算、単 位の換算)、チャート・プロッティング(方位、距離測定) | 【第6回】 | 航法計算盤の用法演習 及び 推測航法概説 | 【第7回】 | 地文航法(判読、計画作成留意事項、飛行計画作成) | 【第8回】 | 地文航法(距離測定、飛行要領) | 【第9回】 | 保命法 | 【第10回】 | 航法計画の作り方 | 【第11回】 | 航法計画、飛行計画の作成実習1回目 | 【第12回】 | 航法計画、飛行計画の作成実習2回目 | 【第13回】 | 航法での飛行要領 | 【第14回】 | 航法の流れ(準備、調整等~飛行の終結) | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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