Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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実用英語1(Practical English 1) 山田 智
2年 後期 専門科目選択 1単位
【航空・後期】 19-1-0280-2332

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

科学技術のグローバル化に伴い、理工系学生にとって、科学英語論文(英語で書かれた科学論文)を読んだり書いたりするための能力が求められるようになってきています。本授業では、以下の内容を学習します。
1.科学英語論文によく出てくる数式、数字などの読み方
(①加法、②減法、③乗法、④除法、⑤比、⑥整数、⑦小数、⑧分数、⑨四捨五入など)
2.理工学の各分野の基本的文章例
(①物理学分野、②化学分野、③エネルギー分野など)
この授業は主に講義形式ですが、提示した演習問題について適宜ペアワークを実施し、その解答をプロジェクターに映写して発表してもらいます。
この授業では、DP1に関する基礎的知識と技法について修得することができます。

2.
授業の到達目標

上記の授業概要に示した内容を、十分に理解して学習することにより、理工系学生にとって必要な科学英語論文を読んだり書いたりするための基礎を身に付けることができる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

授業内の演習問題(30%)と定期試験(70%)によって、成績を評価します。
最後の授業で全体に対するフィードバックを行い、テストの解答を解説します。

4.
教科書・参考書

使用テキスト:臼井俊雄 著 『CD BOOK 教養としての理系の英語』 ベレ出版 ISBN978-4-86064-413-0

5.
準備学修の内容・必要な時間

事前学習:指定した教科書の次回の授業範囲を事前に学習して、理解できない点・疑問点等を自分なりにノートに整理してから、授業に参加して下さい。また、授業範囲の部分のCDを何回も繰り返し聴いておいて下さい。(1時間)
事後学習:前回の授業で行った内容を見直した後、解答プリントを見ないで、全ての和訳問題の解答をノートに書き、完全に解けるようにしておいて下さい。(1時間)

6.
その他履修上の注意事項

受講する時は必ず、英和辞典(紙媒体)または電子辞書を持参して下さい。

7.
授業内容

【第1回】
科学英語論文の特徴
【第2回】
科学英語論文によく出てくる数式、比など(加法、減法、乗法、除法、比)の読み方
【第3回】
科学英語論文によく出てくる整数、分数など(整数、小数、分数、四捨五入)の読み方
【第4回】
理工学の各分野の基本的文章(原子について)
【第5回】
理工学の各分野の基本的文章(元素について)
【第6回】
理工学の各分野の基本的文章(材料科学について)
【第7回】
理工学の各分野の基本的文章(化学反応について)
【第8回】
理工学の各分野の基本的文章(溶液の特性について)
【第9回】
理工学の各分野の基本的文章(空気と酸素について)
【第10回】
理工学の各分野の基本的文章(分析法について)
【第11回】
理工学の各分野の基本的文章(実験装置と方法について)
【第12回】
理工学の各分野の基本的文章(宇宙と太陽系について)
【第13回】
理工学の各分野の基本的文章(地球について)
【第14回】
理工学の各分野の基本的文章(核エネルギーと放射能について)
【第15回】
テスト、まとめ