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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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科学技術のグローバル化に伴い、理工系学生にとって、科学英語論文(英語で書かれた科学論文)を読んだり書いたりするための能力が求められるようになってきています。本授業では、以下の内容を学習します。 1.科学英語論文によく出てくる図形、特殊な文字、指数関数などの読み方 (①多角形、②記号、③カッコ、④上付き文字・下付き文字、⑤ギリシャ文字、⑥単位系の接頭辞、⑦数学的関係、⑧指数関数、⑨N乗根など) 2.理工学の各分野の基本的文章例 (①電気・電子分野、②機械分野、③情報科学分野など) この授業は主に講義形式ですが、提示した演習問題について適宜ペアワークを実施し、その解答をプロジェクターに映写して発表してもらいます。 この授業では、DP1に関する基礎的知識と技法について修得することができます。
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2. |
授業の到達目標 |
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上記の授業概要に示した内容を、十分に理解し学習することにより、理工系学生にとって必要な科学英語論文を読んだり書いたりするための基礎を身に付けることができる。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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授業内の演習問題(30%)と定期試験(70%)によって、成績を評価します。 最後の授業で全体に対するフィードバックを行い、テストの解答を解説します。
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教科書・参考書 |
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使用テキスト:臼井俊雄 著 『CD BOOK 教養としての理系の英語』 ベレ出版 ISBN978-4-86064-413-0
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準備学修の内容・必要な時間 |
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事前学習:指定した教科書の次回の授業範囲を事前に学習して、理解できない点・疑問点等を自分なりにノートに整理してから授業に参加して下さい。また、次回の授業範囲のCDを何回も繰り返し聴いておいて下さい。(1時間) 事後学習:前回の授業で行った内容を見直した後、解答プリントを見ないで、全ての和訳問題の解答をノートに書き、完全に解けるようにしておいて下さい。(1時間)
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その他履修上の注意事項 |
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受講する時は必ず、英和辞典(紙媒体)または電子辞書を持参して下さい。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 科学英語論文によく出てくる多角形、カッコなど(多角形、記号、カッコ、上付き文字・下付き文字、ギリシャ文字)の読み方 | 【第2回】 | 科学英語論文によく出てくる単位系の接頭辞、指数関数など(単位系の接頭辞、数学的関係、指数関数、N乗根、関数)の読み方 | 【第3回】 | 科学英語論文によく出てくる対数、三角関数など(平面図形、対数、三角関数、双曲線関数、数列と級数)の読み方 | 【第4回】 | 科学英語論文によく出てくるベクトル、微分など(ベクトル、行列、順列と組み合わせ、微分、積分)の読み方 | 【第5回】 | 理工学の各分野の基本的文章(力について) | 【第6回】 | 理工学の各分野の基本的文章(エネルギーについて) | 【第7回】 | 理工学の各分野の基本的文章(圧力について) | 【第8回】 | 理工学の各分野の基本的文章(温度と熱について) | 【第9回】 | 理工学の各分野の基本的文章(音について) | 【第10回】 | 理工学の各分野の基本的文章(光について) | 【第11回】 | 理工学の各分野の基本的文章(磁気について) | 【第12回】 | 理工学の各分野の基本的文章(電気について) | 【第13回】 | 理工学の各分野の基本的文章(コンピュータについて) | 【第14回】 | 理工学の各分野の基本的文章(ロボットについて) | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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