Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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事業用操縦実習3(Flight Training for Commercial Pilot 3(HP)) 今井 道夫
3年 HP後期 専門科目 2単位
【航空・後期】 19-1-0336-4884

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

事業用操縦士の国家試験における実地科目を主体に、空中操作、基本的な計器による飛行、離着陸、オートローテーション 及び 野外飛行を訓練し、事業用操縦士の国家試験受験に合格できる技能を修得します。
この科目は、ディプロマポリシーDP2・4・5に関連する科目です。

2.
授業の到達目標

空中操作、基本的な計器による飛行、各種離着陸、オートローテーション 及び 野外飛行を訓練し、事業用操縦士の国家試験に対応した技能を概ね修得できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

評価基準に基づき審査を実施します。その他取り組み姿勢(飛行準備の周到性、飛行訓練への積極性、意欲)を併せて考慮します。
飛行訓練終了後、デブリーフィングを実施し、フィードバックします。

4.
教科書・参考書

『操縦教本』(ALP)、『航法計画と飛行要領』(ALP)
教材:チャート、プロッター、フライトコンピューター等

5.
準備学修の内容・必要な時間

訓練の内容を振り返り整理し、次回修正できるように目標を明確にすること。
各課目の総合的な復習と留意点の整理をすること。
・予備学習として1.5時間程、訓練前に飛行内容を明確にし、重点注意事項を決めてそれがどうしたら実行できるかを研究してノートにまとめ、イメージトレーニングすること。
・復習として1.5時間程、訓練内容を振り返り、良くなかった点、教官の指摘事項について、どのように解決すれば良いかを考え、関連する内容を研究してノートにまとめること。

6.
その他履修上の注意事項

事業用操縦実習2を履修していること。

7.
授業内容

【第1回】
     空中操作、基本的な計器による飛行(AW-3、BIF-3)
       実地試験実施細則による事業用操縦士としての空中操作及び基本的に計器に
       よる飛行技能を修得します。
     AW-3、BIF-3・・・・・5回のうち1回目
【第2回】
     空中操作、基本的計器による飛行
       AW-3、BIF-3・・・・・5回のうち2回目
【第3回】
     離着陸及びオートローテーション(TGL-3、AUTO-3)
       実地験実施細則による事業用としての各種離着陸及びオートローテーション技能を修得       します。
       TGL -3・・・・・・・・・3回のうち1回目
       AUTO-3・・・・・・・・・6回のうち1回目
【第4回】
     離着陸及びオートローテーション
       TGL -3・・・・・・・・・3回のうち2回目
       AUTO-3・・・・・・・・・6回のうち2回目
【第5回】
     離着陸及びオートローテーション
       TGL -3・・・・・・・・・3回のうち3回目
       AUTO-3・・・・・・・・・6回のうち3回目
【第6回】
     野外飛行(NAV-3)
       事業用操縦士としての飛行要領及び各種状況に対する対応要領を修得します。
       (飛行訓練コースは飛行ブリーフィング前30分に指示)
       NAV -3・・・・・・・・・5回のうち1回目
【第7回】
     野外飛行(NAV-3)
       NAV -3・・・・・・・・・5回のうち2回目
【第8回】
     空中操作、基本的計器による飛行、オートローテーション
       AW-3、BIF-3・・・・・5回のうち3回目
     AUTO-3・・・・・・・・・6回のうち4回目
【第9回】
     空中操作、基本的計器による飛行、オートローテーション
       AW-3、BIF-3・・・・・5回のうち4回目
     AUTO-3・・・・・・・・・6回のうち5回目
【第10回】
     野外飛行(NAV-3)
       NAV -3・・・・・・・・・5回のうち3回目
【第11回】
     野外飛行(NAV-3)
       NAV -3・・・・・・・・・5回のうち4回目
【第12回】
     野外飛行(NAV-3)
       NAV -3・・・・・・・・・5回のうち5回目
【第13回】
     空中操作、基本的計器による飛行、オートローテーション
       AW-3、BIF-3・・・・・5回のうち5回目
       AUTO-3・・・・・・・・・6回のうち6回目
【第14回】
     総合審査
       事業用操縦士実地試験受験科目の修得状況を確認するとともに、不得手科目
       を把握し、受験のための訓練に反映します。
       C’K-1・・・・・・・・・・2回のうち1回目
【第15回】
     総合審査
       C’K-1・・・・・・・・・・2回のうち2回目