Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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食品科学1(Food Science 1) 榎元 廣文
2年 前期 専門科目選択 2単位
【バイオ・前期】 19-1-0374-3191

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

本授業では、食品に含まれる主要な栄養成分とその化学構造、それらの加熱調理や貯蔵中に起こる主な化学反応、および食の安全性に関する知識を修得します。
この授業は、ディプロマポリシーDP1、DP2に関する知識を習得する。
この授業は主に講義形式ですが、適宜ペアワークを実施します。

2.
授業の到達目標

学生は、食品に含まれる主要な栄養成分とその化学構造、それらの加熱調理や貯蔵中に起こる主な化学反応、および食の安全性などについて説明できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

定期試験80%、小テスト20%
最後の授業で全体に対するフィードバックを行います。テストの解答を解説します。

4.
教科書・参考書

必要に応じて適宜、プリントを配布します。
参考書:「わかりやすい 食品化学」監修/吉田勉(三共出版)
    「わかりやすい 食品機能栄養学」監修/吉田勉(三共出版)
「食品学Ⅰ 食品の成分と機能を学ぶ」編/水品善之、菊崎泰枝、小西洋太郎(羊土社)
    「食品学Ⅱ 食品の分類と特性、加工を学ぶ」編/栢野新市、水品善之、小西洋太郎(羊土社)

5.
準備学修の内容・必要な時間

毎回の授業の教材は、前もってLMSに掲載されます。LMSの教材を使ってしっかりと予習をして授業に臨んでください。また、ほぼ毎回、課題など何らかの宿題が示されますから、次の回までにはやっておくようにしてください。およそ、予習に1時間、課題と復習に2時間を見込んでいます。

6.
その他履修上の注意事項

双方向型授業→Mobile-MARSのテスト・アンケート機能。

7.
授業内容

【第1回】
食品の成分-水について学ぶ。
【第2回】
食品の成分-炭水化物について学ぶ。
【第3回】
食品の成分-脂質について学ぶ。
【第4回】
食品の成分-タンパク質について学ぶ。
【第5回】
食品の成分-ミネラル、ビタミンについて学ぶ。
【第6回】
特殊成分-色素、味について学ぶ。
【第7回】
特殊成分-香り、辛味、有害成分について学ぶ。
【第8回】
食品成分の化学-酸化について学ぶ。
【第9回】
食品成分の化学-加熱変化について学ぶ。
【第10回】
食品成分の化学-亜硝酸の反応、アルカリ中でのタンパク質の反応、過酸化脂質とタンパク質の反応について学ぶ。
【第11回】
食品成分の化学-酵素による変化について学ぶ。
【第12回】
食品成分の化学-褐変反応について学ぶ。
【第13回】
食品の貯蔵-原理、物理的方法について学ぶ。
【第14回】
食品の貯蔵-化学的方法について学ぶ。
【第15回】
テスト、まとめ。