Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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生物資源利用学(Science and Technology of Animal Products) 榎元 廣文
3年 後期 専門科目選択 2単位
【バイオ・後期】 19-1-0405-3191

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

主な動物性食品である乳・卵・肉の栄養学的、機能学的、および食品加工学的な特徴に関する知識を修得します。
この授業では、ディプロマポリシーDP1、DP2に関する知識を習得します。
この授業は主に講義形式ですが、適宜ペアワークを実施します。

2.
授業の到達目標

学生は、乳・卵・肉を構成する成分の構造、その加工特性、食品機能特性、および製造法について説明できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

定期試験80%、小テスト20%
最後の授業で全体に対するフィードバックを行います。テストの解答を解説します。

4.
教科書・参考書

必要に応じてプリントを配布します。
参考書:『畜産物利用学』 齋藤忠夫、根岸晴夫、八田一 編(文永堂出版)
    『ミルクの事典』 上野川修一、清水誠、鈴木英毅、髙瀬光德、堂迫俊一、元島英雅 編(朝倉書店)
    『乳肉卵の機能と利用』 井越敬司、阿久沢良造、坂田亮一、島崎敬一、服部昭仁 編(アイケイコーポレーション)

5.
準備学修の内容・必要な時間

毎回の授業の教材は、前もってLMSに掲載されます。LMSの教材を使って、しっかりと予習をして授業に臨んでください。また、ほぼ毎回、小テストや課題など何らかの宿題が示されますから、次の回までにやっておくようにしてください。およそ、予習に1時間、課題と復習に2時間を見込んでいます。

6.
その他履修上の注意事項

双方向授業→Mobile-MARSのテスト・アンケート機能。

7.
授業内容

【第1回】
乳の生合成と泌乳生理について学ぶ。
【第2回】
乳の栄養成分の科学について学ぶ。
【第3回】
牛乳および乳製品の検査法と安全性確保について学ぶ。
【第4回】
飲用乳と乳製品の製造技術について学ぶ。
【第5回】
発酵乳(ヨーグルト)とチーズの製造技術について学ぶ。
【第6回】
牛乳と発酵乳製品の機能性と健康への寄与、乳および乳製品の生産と消費について学ぶ。
【第7回】
鶏の産卵生理と卵の構造、卵のおいしさの科学について学ぶ。
【第8回】
卵の栄養成分の科学、卵の鮮度と品質評価、パック卵と栄養強化卵について学ぶ。
【第9回】
卵の加工特性、加工卵の種類と製造法について学ぶ。
【第10回】
鶏卵成分の機能性と健康への寄与、卵の生産と消費および流通について学ぶ。
【第11回】
筋細胞と筋肉の構造、筋肉の死後変化と食肉の品質特性について学ぶ。
【第12回】
食肉の栄養成分の科学、食肉および食肉製品の安全性と品質の確保について学ぶ。
【第13回】
食肉と食肉製品(ハム、ソーセージなど)の製造技術について学ぶ。
【第14回】
食肉と食肉製品の機能性と健康への寄与、食肉生産と消費動向について学ぶ。
【第15回】
テスト、まとめ。