Web Syllabus(講義概要)

2019年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

医学概論(Introduction to Medical Sciences) 各教員
3年 後期 専門科目選択 2単位
【バイオ・後期】 19-1-0418-2501

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

 ケガや病気の治療から生まれた医学は、生物学の発展とともに進歩してきました。そして、現代医学は、分子生物学や化学・物理学とも融合した新しい領域にも進出し、成果を上げています。この医学概論では、そのような新しい医学分野の教育・研究を担当されている先生を7名お招きし、それぞれ1人1回2校時連続で、1ないし2テーマずつ講義していただきます。最先端の医学と現代科学との関わり合いに新たな感動を覚え、これらの分野に挑戦してくれる若人が現れることを期待しています。
 なお、この講義では、主に学科DP1やDP2、DP3に関する知識と技法、態度を修得します。

2.
授業の到達目標

 生物学を中心とした現代科学と最先端の医学との関わり合いを理解できるようになることを目指します。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

 各先生の講義ごとに、レポート課題を提出してもらいます。それらを合算し、最終の成績とします。定期試験は実施しません。なお、正当な理由もなく3回以上欠席した学生は、評価対象とはしません(評価は「不合格」となります)。

4.
教科書・参考書

 教科書、参考書共に指定はありません。
 各講師の意向により、プリント教材を配付する場合もあります。

5.
準備学修の内容・必要な時間

 科学啓蒙雑誌や新聞などで取り上げられた医学と絡む記事に興味を持ち、よく読んで最先端の医学と現代科学との関わり合いを理解するよう、普段から努力しておきましょう。
 また、講義終了後、各講師の先生に、講義の内容だけでなく、普段から気になっていることなどを質問し、理解を深める機会にしてください。
 なお、毎回、講師が指定する内容のレポートを提出してもらいます。これに毎回1〜2時間の自習が必要となります。

6.
その他履修上の注意事項

(1)同じ時間帯に開講が予定されている「環境衛生学」などとは日程調整がなされているので、双方とも履修が可能である。ただし、履修登録は科目ごとに行うこと。
(2)毎年、学外から複数の先生を招聘している。受講生諸君の受講中の態度やレポートへの取組み方などが、ある意味、帝京大生の「外部評価」にもつながり、巡り巡って君たちの就職活動にも影響を与えることも考えらる。講師の先生方に失礼がないよう、大人として責任ある行動を取ることを希望する。
(3)当科目はバイオサイエンス学科3年生を対象とした専門科目の一つである。講師の先生方には工学系や文系(経済学部)の学生もいる事をお伝えし、充分な序論をお願いしてはおくが、本論はバイオの学生向けの専門的な内容になることが予想される。このことを了解の上、受講されたい。

7.
授業内容

 1回(週)2校時連続で、全7回(週)の講義を予定しています。
 年度はじめの段階では、今年度招聘する7名の講師の方々は未定です。後期開講科目ですので、後期開始時には講師とテーマを明らかにし、開講日とともに掲示等を通じて周知させます。