Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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物理学1(Physics 1) 中村 真一
1年 後期 専門基礎科目必修 2単位
【情電・後期】 19-1-0437-2341

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

静止系の力学、ニュートンの運動の法則、作用・反作用、速度とか速度、自由落下と放物運動、運動量、エネルギー、仕事と仕事率について学びます。
テキストの流れに従い、詳細に説明を行い、具体的な計算も示します。毎回演習を行い、理解度を高めます。演習はアクティブラーニングであり,学生諸君同士で相談・議論して解いてもらいます。
各回とも最初の1時間強程度を板書による講義を行い、残り時間で演習を行います。
この授業ではDP3に関する知識を習得します。

2.
授業の到達目標

物理の力学の分野を理解できることです。物体の位置・速度・加速度や物体に力が加わったときの運動などについて学びます。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

成績評価は、期末試験の成績のみで行います。ただし、補講等で演習課題を課したときは、提出者にレポート点を付加することがあります。
毎回行う演習問題と解答はホームページに掲載します。各自がホームページで確認することで,学習効果をフィードバックすることができます。

4.
教科書・参考書

『基礎物理学』(原康夫著,学術図書出版社、ISBN978-4-7806-0660-7)、同等の別の教科書でも構いません。
場合によってはOHP、VTR、DVD等を併用します。ホームページも演習問題を置くなど活用します。
http://www.ase.teikyo-u.ac.jp/faculty/nakamura/

5.
準備学修の内容・必要な時間

予備学習として1.5時間程度、指定した教科書(もしくは、同等の教科書)の力学や回転運動、剛体の部分を事前に読んでおいてください。理解に必要な数学をマスターしておいてください。
復習として1.5時間程度、毎回の演習問題の答え合わせを行い、さらに教科書の関連部を勉強してください。

6.
その他履修上の注意事項

演習用に毎回関数電卓を持参してください。

7.
授業内容

【第1回】
ベクトル(1)直交座標系とベクトル
【第2回】
ベクトル(2)スカラー積、ベクトル積
【第3回】
力学の基本(1)力
【第4回】
力学の基本(2)運動の表し方
【第5回】
力学の基本(3)自由落下運動と鉛直投げ上げ
【第6回】
力学の基本(4)運動の法則
【第7回】
力学の基本(5)等速円運動
【第8回】
力と運動(1)放物運動
【第9回】
力と運動(2)雨滴の落下
【第10回】
力と運動(3)単振動
【第11回】
力と運動(4)単振り子
【第12回】
力と運動(5)仕事とエネルギー
【第13回】
力と運動(6)運動量
【第14回】
力と運動(7)慣性力
【第15回】
テスト、まとめ