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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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コンピュータグラフィックス(CG)を取り巻く基礎的な理論について理解するために、まずCGと画像処理を統合的に扱うビジュアル情報処理の概念を学び、その後CGの作成および利用に関する知識、3次元CGの定義と基礎的な技法、3次元CG作成におけるモデリング、レンダリングの意味と具体的な手法(モデルの数値表現法、投影法およびレンダリング法)について学びます。また、CGと密接な関係のある画像処理技術についても概観します。さらに、簡単なCGのモデリングおよびレンダリング、画像処理について、ソフトウェアを使った演習も行います。
この科目は、DP4CとDP4Mに関連します。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)CGにおける基礎技術を説明できる。
(2)様々なモデリング技術について説明できる。
(3)様々なレンダリング技術につて説明できる。
(4)コンピュータアニメーションの構成および技術を修得する。
(5)ディジタル画像の生成と加工に関わる技術を修得する。
(6)CGシステムの構成および技術を修得する。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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定期試験の成績(90%)、課題レポート(10%)で評価します。
定期試験は基礎試験に合格すると90点満点中60点を付与し、30点満点の応用試験の得点と合わせて評価します。
試験はLMSに正解例を提示します。
LMSに提出された課題レポートに対して評価を返します。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:『ビジュアル情報処理 -CG・画像処理入門 -[ 改訂新版 ]』、公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)、2017
※授業中にプリントを配布します。
※教科書、プリントの他にLMSにも教材を掲載します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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予習として、教科書とプリントを読んで「要点のノート」の空欄を埋めておいてください。要点のノートは授業中に教員にチェックしてもらいます。すべての空欄が埋まっていない場合は、後日すべて空白を埋めてから教員にチェックしてもらいます。また復習として課題に取り組みレポートを提出してください。
これには1時間以上の学習時間が必要です。
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その他履修上の注意事項 |
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この科目はJabeeプログラムの必修科目で、学習・教育到達目標中項目5-1に対応しています。
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授業内容 |
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【第1回】 | CGとディジタルカメラモデル | 【第2回】 | 座標系 | 【第3回】 | 座標変換 | 【第4回】 | モデリング(1) 形状モデル、曲線・曲面 | 【第5回】 | モデリング(2) ポリゴン曲面 | 【第6回】 | モデリング(3) その他の形状表現 | 【第7回】 | レンダリング(1) 写実的表現法 | 【第8回】 | レンダリング(2) 影付け・マッピング | 【第9回】 | レンダリング(3) 高度なレンダリング技法 | 【第10回】 | アニメーション(1) CGアニメーションの構成 | 【第11回】 | アニメーション(2) 手続き型アニメーション、キャラクタアニメーション | 【第12回】 | アニメーション(3) 物理ベースアニメーション | 【第13回】 | ディジタル画像の生成と加工 | 【第14回】 | CGシステム | 【第15回】 | まとめと試験 |
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