Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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ヒューマンコンピュータインタラクション(Human-Computer Interaction) 石川 智治
3年 後期 専門科目選択 2単位
【情電・後期】 19-1-0511-3820

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

この授業のねらいは、人間とコンピュータ間の相互作用(ヒューマンコンピュータインタラクション Human Computer Interaction, HCI)における基礎的な概念を把握・理解し、その実装例についての知識を身につけることです。また、ディプロマポリシーとしては、DP4C、DP4Mに関連します。

2.
授業の到達目標

下記のような内容を理解することです。
(1) 人間の感覚と知覚, 認知と理解の機構
(2) 対話型システム
(3) 入力インタフェース
(4) 視覚インタフェース
(5) 人間-コンピュータ間コミュニケーション
(6) 空間型インタフェース(バーチャルリアリティ他)
(7) インタフェースの評価

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

定期試験を6割、レポートまたは中間試験を4割で考慮して評価し、全体の6割以上の得点を合格とします。また、レポートに対するコメント等を講義内にてフィードバックしますので、各自の学習において参考にして下さい。なお、規定通り(授業回数の2/3以上)の出席が無い場合は、定期試験の受験資格はありませんので、注意して下さい。

4.
教科書・参考書

「ヒューマンコンピュータインタラクション」岡田健一他著 オーム社出版
授業資料は、事前にLMSにアップしますので、各自印刷して授業に持参して下さい。

5.
準備学修の内容・必要な時間

原則、教科書に準拠して進行します。事前にLMSにアップした授業資料を良く読み、教科書を参考に授業資料の穴埋めを完成させるなどして、授業に臨んで下さい。また、分からない言葉などがある場合は、事前に調べて授業に臨んで下さい。復習として、授業資料の穴埋めや赤字などは覚えるようにして下さい。

6.
その他履修上の注意事項

授業内容は進度によって、若干の調整を行う可能性があります。
また、この科目は、JABEEプログラムの必修科目で、学習到達目標中項目5-1に対応しています。

7.
授業内容

【第1回】
人間とHCI1(人間の感覚と知覚)
【第2回】
人間とHCI2(人間の生理特性)
【第3回】
人間とHCI3(人間の認知と理解)
【第4回】
対話型システムのデザイン
【第5回】
入力インタフェース1(キーボード,日本語入力)
【第6回】
入力インタフェース2(ポインティングデバイス, 携帯デバイス)
【第7回】
ビジュアルインタフェース1(表示デバイス)
【第8回】
ビジュアルインタフェース2(GUIとウィンドウシステム,情報可視化)
【第9回】
人とコンピュータのコミュニケーション1(ノンバーバルコミュニケーション,音声インタフェース)
【第10回】
人とコンピュータのコミュニケーション2(身振りインタフェース,マルチモーダルインタフェース)
【第11回】
空間型インタフェース1(バーチャルリアリティ,3D立体視の仕組み)
【第12回】
空間型インタフェース2(実世界志向インタフェース等)
【第13回】
インタフェースの評価1〈専門家による評価技法〉
【第14回】
インタフェースの評価2〈ユーザによる評価技法〉
【第15回】
テスト、まとめ