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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業では、オペレーティングシステムの基本的な機能・仕組みと、現代のオペレーティングシステムに要求されることを学びます。 具体的には、以下について学習します。 * オペレーティングシステムの概要 * 利用者から見たオペレーティングシステム * オペレーティングシステムの原理 * プロセスの構造とスケジューリング * 並行性 * メモリ管理 * 仮想化 * ファイルシステム * 認証とアクセス制御 これにより、DP4Cの基礎となる知識を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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この授業では、以下についての知識を獲得することが目標です。 * 一般ユーザおよびプログラマに対して提供されるユーザインタフェースとアプリケーションプログラミングインタフェース * オペレーティングシステムに関する基礎的な概念、評価指標、標準化 * プログラムの処理としてのオペレーティングシステムの動作 * ネットワーク通信やセキュリティといった、近年特に重要性が高まってきている機能 毎回の授業では講師による解説のほかに、学生自身で学習項目の説明を作成する活動と、問題を解く活動を実施します。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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成績は、修得試験の得点(60%)と小テスト・小課題の評価結果(40%)に基づいて算定されます。ただし、下記3つの条件を満たさない場合は、成績に関わらず不合格となります。 (1)規定数以上の授業に出席すること (2)全ての小テストに合格すること (3)修得試験で合格点(60%)を獲得すること 解説と評価は、LMS上でフィードバックされます。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書として、下記のテキストを使用します。 野口 健一郎 著、『IT Text オペレーティングシステム(改訂2版)』、オーム社、ISBN 978-4-274-22156-9 また、LMSに掲載する教材を使用します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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毎回の授業教材は、事前にLMSで通知されます。予習として1.5時間程度で、教材に目を通しておいて下さい。また、復習として1.5時間程度の練習問題を、各授業において出題します。
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その他履修上の注意事項 |
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この科目は、JABEE対応プログラムの学習・教育到達目標中項目4-3に対応しています。
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授業内容 |
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【第1回】 | オペレーティングシステムの役割 | 【第2回】 | オペレーティングシステムのユーザインタフェース | 【第3回】 | オペレーティングシステムのプログラミングインタフェース | 【第4回】 | オペレーティングシステムの構成 | 【第5回】 | 入出力の制御 | 【第6回】 | ファイルの管理 | 【第7回】 | プロセスとその管理 | 【第8回】 | 多重プロセス | 【第9回】 | メモリの管理 | 【第10回】 | 仮想メモリ | 【第11回】 | 仮想化 | 【第12回】 | ネットワークの制御 | 【第13回】 | セキュリティと信頼性、システムの運用管理 | 【第14回】 | オペレーティングシステムと性能、オペレーティングシステムと標準化 | 【第15回】 | 修得試験とまとめ |
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