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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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体育とはなにか。スポーツと体育の違いはなにか。国民の体育的教養とはなにか。人間にとってスポーツとはなにか。自らの経験や文献研究を発表しあうことで、体育やスポーツに関する認識を高めます。思想レベルにとどまらず、体育活動、スポーツ活動の実践レベルの具体的提案ができることを目標にします。体育科教育や部活動、地域スポーツ、また大学スポーツ・体育の改善のための具体的提案を求めます。 教職(保健体育)の必須科目でもあります。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)体育・スポーツプログラムを作成するための原理を説明できる 2)体育・スポーツの歴史的社会的背景を理解する 3)体育・スポーツの諸問題に関心を持ち、自分の意見を仲間に表現できる 4)社会変化とのかかわりで体育・スポーツを論ずることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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レポート60点 発表40点で総合的評価します。 最終回に授業課題についての解説をし全体にフィードバックします。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考書 教養としての体育原理 友添秀則・岡出美則 編集 大修館書籍
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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事前学修として、自分が気になるテーマについて問いを2つ以上考えノートにまとめてください。15時間。 事後学修として、授業後に考えたことについて哲学ノートを作成し、毎回400字以上書きなさい。15時間
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その他履修上の注意事項 |
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大学の教育のあり方についても、いっしょに考えていきましょう。 参考文献 大学教員のための授業方法とデザイン 佐藤浩章 編 玉川大学出版会
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 私の体育(スポーツ)経験 (猪越、滝澤) | 【第2回】 | 体育分野(猪越・滝澤) 体育とは何か どのように体育の必要性を伝えるか | 【第3回】 | 保健分野(滝澤) 保健とは何か | 【第4回】 | スポーツ分野(滝沢) 哲学対話 | 【第5回】 | 体育と概念分析〔滝澤〕 内包と外延 | 【第6回】 | コーチング回路と体育〔滝澤〕 自分の得意な種目で授業計画案をつくる | 【第7回】 | 現代社会と体育(猪越) | 【第8回】 | 人間形成と体育原理(猪越) | 【第9回】 | ①武道教育の原理(猪越) | 【第10回】 | ②スポーツと武道 | 【第11回】 | ③武道における師と弟子 | 【第12回】 | 球技教育の原理(滝澤) | 【第13回】 | 体づくり教育の原理(猪越) | 【第14回】 | 水泳教育の原理(滝澤) | 【第15回】 | 試験 討論 評価 レポート・知識テスト まとめ 猪越担当100点 滝澤担当100点とし、どちらも60点以上を合格とする。 |
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