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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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本授業は講義形式にて行われ、「スポーツ医学とは」の大きな枠組みから始まり、各項目についても総論的な話を中心に進めていきますが、アスレティックトレーナーとしての現場での活動や大会への帯同など具体的な話も適宜入れ、現場を意識できる内容となります。 この授業では主にディプロマポリシー1に関する知識の修得およびスポーツに携わる人間としての倫理観の涵養をめざします。 本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は整形外科において業務に携わっており、授業では、接骨院での実例や実体験、課題などを題材とした講義、実習を行います。
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2. |
授業の到達目標 |
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スポーツ現場に携わる人間として、最低限知っておかなければならないスポーツ医科学の知識を習得します。 具体的には、以下の点を到達目標とします。 ①スポーツ医学の概念および発展について正しい知識を有している。 ②アンチドーピングを含めたアスリートに対する健康管理について正しい知識を有している。 ③スポーツ現場における救急処置について正しい知識を有している。 ④スポーツに伴う運動器疾患、内科的問題について正しい知識を有している。 また、授業時の質問に対してグループディスカッションやペアワークを行うことにより、プレゼンテーション能力を身につけます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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①授業内課題(15%)、②期末の筆記試験(85%) ①、②の合計点で60点以上を合格とします。 中間アンケートの結果をもとに、全体に対するフィードバックを行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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必要に応じてプリントを配布します。 (参考図書) 財団法人日本体育協会・公認スポーツ指導者養成テキスト:共通科目Ⅰ 財団法人日本体育協会・公認スポーツ指導者養成テキスト:共通科目Ⅲ
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準備学修の内容・必要な時間 |
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内容が多岐にわたるため、予習・復習を行ってください。 予め、各回の授業前には1.5時間程、次回授業予定の配布資料を読み、キーワードの意味を調べてください。 授業後には復習として1.5時間程、授業内容について資料を見ずに、自分の言葉で説明できるようにしてください。
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その他履修上の注意事項 |
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授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション,スポーツ医学とは | 【第2回】 | スポーツと健康 | 【第3回】 | 救急処置 | 【第4回】 | アスリートの健康管理 | 【第5回】 | アスリートの内科的障害と対策 | 【第6回】 | アスリートの外傷・障害と対策1(総論,脊柱) | 【第7回】 | アスリートの外傷・障害と対策2(上肢) | 【第8回】 | アスリートの外傷・障害と対策3(下肢) | 【第9回】 | アスレティックリハビリテーションとトレーニング計画 | 【第10回】 | コンディショニングの手法1(ストレッチ,テーピング) | 【第11回】 | コンディショニングの手法2(アイシング,マッサージなど) | 【第12回】 | スポーツによる精神障害と対策 | 【第13回】 | 特殊環境下での対応 | 【第14回】 | アンチドーピング | 【第15回】 | 試験とまとめ ※上記の内容を中心に構成しますが、時間(時限)の配分は適宜調整しながら進めます。 |
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