Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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スポーツトレーニング入門(Introduction to Sports Training) 藤井 宏明
1年 後期 専門基礎分野選択 2単位
【柔整・後期】 19-1-0577-4763

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

スポーツにおけるトレーニングとは、選手が最大限にパフォーマンス発揮できるよう、様々な能力を総合的に高める過程と考えられます。そのトレーニングの原理・原則をしっかりと理解すること、またトレーニングの評価を行い、個々の課題に応じたトレーニング計画が立案できるようになるための知識習得を目指します。授業の展開については指定された教科書(日本スポーツ協会・公認スポーツ指導養成テキスト)を主として、毎回配布する資料をもとに講義形式で行います。また、学習効果を高めるために実際にトレーニングの評価の仕方を学んだり、グループでのディベート形式を用いてトレーニング計画の立案方法について学習することもあります。この授業では、医療技術学部学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP1・DP2及び柔道整復学科学位授与の方針のDP1に関する知識、技法、態度を修得することに関連しています。

2.
授業の到達目標

・スポーツトレーニングの原理・原則の基礎を理解すること。
・基礎的なスポーツトレーニング計画の立案ができる。
・基礎的な体力トレーニングの評価・診断ができる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

受講参加態度(20%)、テスト(80%)
テスト採点後、解答例・解説をLMSにアップします。

4.
教科書・参考書

『財団法人日本スポーツ協会・公認スポーツ指導者養成テキスト:共通科目Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ』 日本スポーツ協会
『競技力向上のトレーニング戦略』 デューダ・ボンパ 大修館書店 (ISBN4-469-26615-9)

5.
準備学修の内容・必要な時間

・各テーマに関して参考書や資料などに目を通し、予備知識を得ておくこと(1時間程度)。
・授業の際に作成したノート・配布資料をよく復習し、理解した上で次の授業にのぞむこと(1時間程度)。

6.
その他履修上の注意事項

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス
【第2回】
トレーニングの基礎とは
【第3回】
トレーニングの進め方(トレーニングの原理・原則)
【第4回】
トレーニングの進め方(トレーニング処方・ウォーミングアップとウォームダウン)
【第5回】
トレーニングの種類
【第6回】
トレーニングの理論とその方法
【第7回】
トレーニング計画とその実際Ⅰ(筋力トレーニング) 
【第8回】
トレーニング計画とその実際Ⅱ(パワー向上トレーニング)
【第9回】
トレーニング計画とその実際Ⅲ(持久力向上トレーニング)
【第10回】
トレーニング計画とその実際Ⅳ(スピードトレーニング)
【第11回】
トレーニング計画とその実際Ⅴ(柔軟性・調整力向上トレーニング) 
【第12回】
体力・動きの評価とその活用1(測定と評価)
【第13回】
体力・動きの評価とその活用2(測定データの活用とフィードバック)
【第14回】
スキルの獲得と獲得過程
【第15回】
確認テストとまとめ