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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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身体の形や機能を把握したり、正常と異常を比較するためには適切な”物差し”を使い分けながら”はかる”ことが必要となります。また、その結果が同じであったり異なっていた場合それが何を意味するのかを考え結論を導きだすことが必要となります。 本実技では、身体の基本的な形態的測定および機能的測定を身につけます。それぞれの測定結果が何を意味しているかを考えながら実施します。またこれらの結果から医療面接に必要な基本的技能を養います。この授業はDP1 柔道整復学の関連領域における基本的な科学的知識を有するに該当します。
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2. |
授業の到達目標 |
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本授業は柔道整復学における評価測定の基本技術のの修得が主な目標です。特に運動器、体の形、筋力、関節の動がどのような目的で測定され実施されるのかを理解し実践できることを目標とします。 主要な骨のランドマークを体表から特定し触知することができる。 身体各部の大きさや長さを測定し評価することができる。 関節の可動域を測定し評価することができる。 主要な腱反射を誘発し評価することができる。 脈拍と血圧を測定し循環動態を評価することができる。 徒手による筋力評価を実施し評価することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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授業での実技内容を3回に分けて実技試験を実施しその習熟度から成績評価を行います(100%)。 3回の実技テスト終了後にそれぞれの範囲の解説をします。 ただし授業態度(私語など)により2回以上注意を受けた学生は成績評価から30点を限度に減点します。 身だしなみ(明らかに髪の毛を金髪等に染める、ピアス、ブレスレットの装着、白衣の未着用)は1回の授業につき5点減点する。 授業を3回以上欠席した場合は1回につき10点減点とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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プリント等を適宜配布いたします。また必要に応じて解剖学などの関連分野のテキストの持参を指示します。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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本授業は身体の各部分の大きさや長さなどの解剖学的特徴、関節の動きや筋力発揮の程度、神経の反射機能などの生理学的特徴について測定しますので以下の点について予習と復習を毎週2時間以上行ってください。 形態測定の授業では主に解剖学で学習した骨の形状とその名称、筋の起始・停止・運動について準備学習してください。 バイタルサインの授業では主に解剖学および生理学の呼吸循環器系の項目について準備学習してください。 関節可動域測定の授業では、解剖学的な関節の種類(分類)および運動学における関節の運動の項目について準備学習してください。 徒手筋力検査法の授業では主に筋の名称、起始・停止、作用について準備学習してください。 腱反射の項目では、主に生理学の単シナプス反射、筋線維の構造、運動に関わる神経の項目について準備学習してください。
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その他履修上の注意事項 |
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本実技は身体の測定評価の授業なので測定評価に必要な機材を持参しない学生は受講できません。受講する学生は各人で用意するが、業者が学内で販売を行いますのでその際に購入してください。学内で購入する場合はセット価格で5万円程度です。必要な機材は授業開始前に資料を配布し説明しますので、受講者は必ず説明を聞くこと。
遅刻または早退をした(する)生徒は、メモ用紙などに学籍番号、氏名、入室または退室時間を記入してその都度本人が提出してください。20分以上の遅刻また早退は欠席とします。なお、この実技授業は2コマ(3時間)の連続した授業となるので20分以上遅刻した学生は2コマ分の欠席となります。
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授業内容 |
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【第1回】 | 測定・評価・診察の概要 | 【第2回】 | 身体の代表的な骨のランドマークを学び触知し説明できるようになる事を目的とする。 | 【第3回】 | ランドマークの触知に関するまとめと実技評価試験 | 【第4回】 | ランドマークの触知に関する実技評価試験 | 【第5回】 | 上肢の代表的な関節可動域測定方法を学び測定する事ができるようになる事を目的とする。 | 【第6回】 | 下肢の代表的な関節可動域測定方法を学び測定する事ができるようになる事を目的とする。 | 【第7回】 | 関節可動域測定に関するまとめ | 【第8回】 | 関節可動域測定に関する実技評価試験 | 【第9回】 | 上肢の代表的な徒手筋力検査法を学び測定する事ができるようになる事を目的とする。 | 【第10回】 | 下肢の代表的な徒手筋力検査法を学び測定する事ができるようになる事を目的とする。 | 【第11回】 | 徒手筋力検査法に関するまとめ | 【第12回】 | 徒手筋力検査法に関する実技評価試験 | 【第13回】 | 血圧・脈拍等バイタルサインの測定 | 【第14回】 | 深部腱反射・皮膚感覚検査 | 【第15回】 | バイタルサインの測定、深部反射、皮膚感覚検査のまとめ |
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