Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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骨損傷治療実習1(Treatment for Bone Injuries: Practice 1) 刈屋 遵
2年 後期 専門分野必修 2単位
【柔整・後期】 19-1-0621-3505

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

肩甲骨から手指の骨損傷について、各部の外傷性骨折損傷について実技を行います。
鑑別診断法、整復法、固定法、後療法について実技をします。
実技実習の中では、チーム医療を心がけ、他者との連携、意志の疎通を訓練し、実際の一連の骨折処置を学びます。
その際、患者への接し方、誘導、扱い方について医療人的対応を同時に習得します。
この授業でDP2および3に関する知識、技法を修得します。

2.
授業の到達目標

上肢骨折各論の鑑別診断法、整復法、固定法、後療法について実技実習します。
班ごとにシュミレーションしながら技法を習熟し、ギブス、クラーメル固定の実際を体験し、その中でチームワークと患者への対応、医療コミュニケーションをとれるようになることを到達目標とします。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

中間実技試験10%、期末実技試験90%で評価を行います。
最後の授業で全体に対するフィードバックを行い、テストの解説を行います。

4.
教科書・参考書

『柔道整復学・理論編 改訂第5版』南江堂
『柔道整復学・実技編 改訂第2版』南江堂

5.
準備学修の内容・必要な時間

予備学習として1.5時間程、教科書の次回のシラバスと授業範囲を読み、専門用語の意味等を理解しておいてください。
復習として1.5時間程、教科書の章末にある問題を解いて、疑問などを次回の講義時に聞くようにしましょう。
また、授業資料などはLMS(Learning Management System)で開示するので、こまめに確認をするようにしてください。

6.
その他履修上の注意事項

1.座席は担当教員が指定します。履修届けが終了次第しますので、それまでは自由に着席して頂いて結構です。
2.実技試験は授業期間中に行います。
4.計画に沿って授業を行いますが、状況により調整しながら進めます。

7.
授業内容

【第1回】
オリエンテーションを行った後、基本包帯を行います。
【第2回】
肩甲帯の骨折(評価、グループワーク)について学びます。
【第3回】
肩甲帯の骨折(整復、固定)について学びます。
【第4回】
上腕部の骨折(評価、グループワーク)について学びます。
【第5回】
上腕部の骨折(整復、固定)について学びます。
【第6回】
肘部の骨折(評価、グループワーク)について学びます。
【第7回】
肘部の骨折(整復、固定)について学びます。
【第8回】
中間実技試験を行った後、試験の解説を行います。
【第9回】
前腕部の骨折(評価、グループワーク)について学びます。
【第10回】
前腕部の骨折(整復、固定)
【第11回】
手根部の骨折(評価、グループワーク)について学びます。
【第12回】
手根部の骨折(整復、固定)について学びます。
【第13回】
手指の骨折(評価、グループワーク)について学びます。
【第14回】
手指の骨折(整復、固定)について学びます。
【第15回】
期末実技試験を行った後、試験の解説を行います。