1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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法律各論として、憲法(統治機構。)民法、刑法及び国際法に関して、以下の授業を行います。 ① 憲法の統治機構に関して、概要を説明します。 ② 民法に関して、総則、物権、債権、親族及び相続の各編について、概要を説明します。なお、説明の順序は、7に掲げた授業内容によります。 ③ 刑法に関して、刑法総論といわれる刑法理論の分野について、概要を説明します。 ④ 国際法に関して、国際法の概要と基礎的な諸概念について、説明を行います。
この授業では、学修目標3に関する知識、技法、態度を修得する。
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2. |
授業の到達目標 |
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学生は、憲法(統治機構)、民法、刑法及び国際法に関して、基礎的な知識を習得することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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期末試験によります。なお、授業の感想をまとめたレポートを作成してもらうことがあります。 期末試験終了後、希望者には研究室において解説します。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書 岩志和一郎(編著)『新版 法学の基礎』 成文堂 ISBN978-4-7923-0483-6
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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1 本講義は法学1の続きなので、本講義の理解を深める上で法学1を履修しておくことが望ましいと思います。ただ、法学2から受講することも可能です。 2 毎回の授業の教材は、前もってLMSに掲載されます。LMSの教材を使ってしっかりと予習をして授業に臨んでください。また、毎回の授業終了後には、その授業において最も興味を持った点を中心に、自分でノートにまとめるなどして復習をしてください。 以上の準備学習に1.5時間程度、復習に1.5時間程度の時間を取ってください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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1 教科書は、法学1で使用したテキストです。 2 本講義においては、私法、公法及び国際法という性質の異なる分野に関して、それぞれの概要を説明します。それぞれの分野の法が規律する基本的な対象の違い(私人と私人との間、国家と私人との間、国家と国家との間)に注意してください。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 憲法(5)・・・統治機構(国会) 憲法の回数は、前期の法学1からの続きです。
| 【第2回】 | 憲法(6)・・・統治機構(内閣) | 【第3回】 | 憲法(7)・・・統治機構(裁判所) | 【第4回】 | 憲法(8)・・・統治機構(地方自治・憲法改正) | 【第5回】 | 民法(1)・・・民法の基本概念(人・物・債権・物権)
| 【第6回】 | 民法(2)・・ 債権の発生原因①契約
| 【第7回】 | 民法(3)・・・債権の発生原因②不法行為
| 【第8回】 | 民法(4)・・・債権の効力
| 【第9回】 | 民法(5)・・・意思表示の瑕疵
| 【第10回】 | 民法(6)・・・物権①(物権の性質・種類)
| 【第11回】 | 民法(7)・・・物権②(物権変動)
| 【第12回】 | 民法(8)・・・親族・相続
| 【第13回】 | 刑法(1)・・・刑法総論①(構成要件・違法性)
| 【第14回】 | 刑法(2)・・・刑法総論②(責任・共犯) | 【第15回】 | 国際法・・・国際法の概要、国家と政府 これまでの講義内容を十分に復習しておくこと。 |
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