Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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日本の政治構造Ⅰ(Political Structure of JapanⅠ) 古家 正暢
1年 前期 専門 基礎系選択 2単位
【地域・前期】 19-1-0788-4886

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

〇「18歳選挙権」が導入されたとはいえ、我が国の若者の政治的無関心・低投票率には深刻なものがあります。人口減少・少子高齢化が進む日本において、課題が山積しています。縁遠いと思っている政治にこそ、私たちの生活を変革する「力」が宿っていると考えます。私たちは、政治と無関係に生きていくことはできません。「みんなの願いが叶う政治」とは、いかにあるべきかを一緒に考えていきます。
〇アクティブラーニングとしては、第6回・第11回に、それまでの学びを基本として「現代日本の政治を考える」と題したダイアローグを実施します。
〇本授業は、ディプロマポリシー2・3に関連します。

2.
授業の到達目標

〇学生は、Democracyの意味を理解するとともに政治全般に興味を示す。(関心・意欲)
〇学生は、政治学に関する基礎知識を習得する。(知識・理解)
〇学生は、政治に関する適切な見解を表現する力を身につける。(表現)

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

〇リフレクションペーパー(出席と学びの証) 30%
〇ダイアローグでの参加姿勢(発言)40%
〇フィードバックに基づくエッセイ 30%
 *最終第15回の授業で「学びの履歴」に対するフィードバックを行いエッセイを書く。

4.
教科書・参考書

川出良枝・谷口将紀『政治学』東京大学出版会 2012 ISBN:978-4130322195

5.
準備学修の内容・必要な時間

〇事前学修(予習)として、テキストの指定された章を読み込んでから授業に臨んでください。(45分)
〇事後学修(復習)として、授業のキーワードを最低5個抽出しまとめる。(15分)
〇毎日、最低30分は新聞を読む習慣をつけてください。

6.
その他履修上の注意事項

〇新聞やニュースを毎日チェックして、現代日本の政治状況について関心を持つようにしてください。可能な限り、新聞を定期購読するように努めてください。

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス 授業の内容・進め方 準備学習の取り組みについて(毎時間、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨むこと等)
【第2回】
民主政治の起源
【第3回】
民主政治の変容
【第4回】
福祉と政治
【第5回】
民主政治のさまざまな仕組み
【第6回】
現代日本の政治を考えるダイアローグ Ⅰ
【第7回】
選挙
【第8回】
議会と政党
【第9回】
政策過程と官僚・利益集団
【第10回】
世論とマスメディア
【第11回】
現代日本の政治を考えるダイアローグ Ⅱ
【第12回】
地方自治
【第13回】
グローバル化
【第14回】
民主政治の現在
【第15回】
振り返り(「学びの履歴」のフィードバックを行いエッセイを書く)