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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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国際経済学の基礎的な内容に関して講義します。まず、日本の国際経済取引の現状について貿易面を中心に概観します。そののち、貿易パターンがどのように決定されるのか、貿易の利益はどのように表されるのかを、比較優位の考え方をベースにして取り上げます。引き続いて、貿易政策の効果や世界の通商システムについて取り扱います。また、多国籍企業や直接投資に関する議論についても取り上げます。
ディプロマポリシーとの関連については、専門分野についての知識・技能という点や、経済学の手法を用いて地域の問題を調査・研究するという点に、この授業の内容は関連するでしょう。地域経済学科が示すディプロマポリシーの番号との関連ということでいえば、DP1とDP2に相当するでしょう。
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授業の到達目標 |
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この講義での到達目標は以下の2点です。 ・国境を越えて行われる財やサービスの取引について分析を行う国際貿易論について、基礎的な内容を習得している。 ・国際貿易に関する問題について、習得した内容を基にして理解ができる。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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宿題と期末試験で評価します。単位を取得するためには、次の2つの条件を満たす必要があります。1つは、一定の水準を満たしている宿題を提出していることです。もう1つは、期末試験を受験し、一定水準以上の得点を取っていることです。このシラバスを執筆している時点で、無理やりに評価比率を記してみると、宿題30%、期末試験70%といったところでしょう。
成績評価の方法や基準に関する詳細はガイダンスの際に説明します。
フィードバック方法は、宿題に関する作業でLMSを用いる予定ですので、提出された宿題については、LMSを通じて個別に講評を行う予定です。期末試験については、採点が終了したのち簡単な講評を行う予定です。
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教科書・参考書 |
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特定のテキストは使用しません。この科目ではLMSを利用して資料を配布します。そして、その資料に基づいて授業を行います。 参考文献としては、さしあたり以下を挙げておきます。 ・伊藤元重 著『ゼミナール 国際経済入門』 日本経済新聞社 ISBN: 9784532132880 ・石川城太、椋寛、菊池徹 著『国際経済学をつかむ』 有斐閣 ISBN: 9784641177192
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準備学修の内容・必要な時間 |
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この授業で必要となる予習は、以下の項目です。 ・授業の進度に応じて、LMSから授業資料をダウンロードして、ダウンロードした授業資料に目を通してください。 ・可能な範囲で、授業資料で記されている内容の流れや、分からない語句などについて、参考文献を参照してください。
この授業で必要となる復習は、以下の項目です。 ・授業で進んだ範囲について、授業資料、授業の際に取ったノートやメモを見直してください。 ・分からないところや、興味を持ったところについて、参考文献を読んでください。できる範囲で章末問題にも取り組んでください。 ・宿題が出された時は、その宿題に取り組み、提出してください。
準備学修に必要な時間は、この授業が2単位科目である関係から、予習と復習を合わせて1週当たり3時間とされています。重要なのは時間数よりも内容とは思いますが、1つの目安にはなるでしょう。予習と復習の時間配分は履修者それぞれに任されますが、この授業の履修を進めるにつれて、復習にかける時間が相対的に多くなると思われます。
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その他履修上の注意事項 |
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授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 日本の国際経済取引の現状 | 【第3回】 | 比較優位と分業の利益 | 【第4回】 | 比較優位と国際貿易 | 【第5回】 | 貿易の利益 | 【第6回】 | 産業間貿易と産業内貿易 | 【第7回】 | 規模の経済と産業内貿易 | 【第8回】 | 貿易政策(1) 関税 | 【第9回】 | 貿易政策(2) 補助金、数量割り当て | 【第10回】 | 貿易政策(3) 幼稚産業保護論 | 【第11回】 | 世界の通商システム(1) GATTとWTOの歴史 | 【第12回】 | 世界の通商システム(2) WTOの制度 | 【第13回】 | 世界の通商システム(3) 地域貿易協定 | 【第14回】 | 多国籍企業と直接投資 | 【第15回】 | 全体のまとめ |
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