Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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観光産業論Ⅰ(Tourism IndustryⅠ) 五艘 みどり
2年 前期 専門 地域経済系選択 2単位
【地域・前期】 19-1-0824-4200

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

 観光産業における歴史、特性、法律、現状と動向を理解します。具体的には、主産業である宿泊・旅行・運輸を中心に、テーマパーク、コンベンション、物販、飲食、イベントといった産業、出版・ネットビジネス、コミュニティビジネスといった観光に関りの深い産業まで言及します。
 観光産業は世界最大規模の産業で、日本でも観光立国が推進されてから、リーディング産業として期待が高まっています。またすそ野が広く他産業との関りも多い産業のため、観光産業に関する知識の集積は、社会に出てからの皆さんの経験をより豊かにするでしょう。地域を考える上では不可欠な産業ですので、授業を通して十分な知識を身につけて下さい。
※この授業では学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2に関する知識、技法、態度を、習得します。
※この授業は基本的に講義形式ですが、履修者が20名以下の場合は第10回においてグループワークを実施します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業においてリサーチおよび戦略立案業務に携わっており、授業では、企業における実例や実体験、現場での課題などを題材とした議論等を行います。

2.
授業の到達目標

 主産業と関連産業について半々の時間配分で授業を展開します。Ⅰでは宿泊・旅行・テーマパーク・コンベンション・ネットビジネスにおける理解、Ⅱでは運輸・物販・飲食・イベント・出版・コミュニティビジネスにおける理解gができるようになることを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

・定期試験:70%
・中間レポート:30%
※授業の内容を深めるような質問をしてくれた学生には加点します。
※試験のフィードバックは最終授業で行います。

4.
教科書・参考書

テキストは使用しません。教材はLMSで掲示します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

事前には、観光産業に関する新聞記事・調査レポート・文献の抜粋を毎週LMSに掲載しますので、読んで内容を理解してから授業に参加してください。 (約30分の作業です)

6.
その他履修上の注意事項

授業内容はメモを取り、理解を深めて下さい。

7.
授業内容

【第1回】
観光産業とは
観光産業と地域経済
【第2回】
宿泊業(1):歴史、産業特性、法律
【第3回】
宿泊業(2):ホテル
【第4回】
宿泊業(3):旅館
【第5回】
宿泊業(4):民宿、ペンション、公的施設
【第6回】
旅行業(1):歴史、産業特性、法律
【第7回】
旅行業(2):総合旅行業
【第8回】
旅行業(3):ホールセラー、リテーラー
【第9回】
旅行業(4):ランドオペレータ― 他
【第10回】
テーマパーク
【第11回】
MICE市場
【第12回】
オンライン旅行会社
【第13回】
産業観光
【第14回】
期末試験
【第15回】
期末試験の振り返り