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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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原則として夏休み中に博物館実習を行います。前期は博物館実習に向けての心構えやマナー、学芸員の仕事の一端などを学び実習に備えます。また、架空の展示企画を考えるグループワークを行い、企画を生み出す発想力やまとめ方、プレゼンテーションなどについても実習します。 後期は実習経験を仲間と共有するとともに、博物館のあり方を考えます。
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2. |
授業の到達目標 |
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博物館学芸員の資格を取るための必修科目です。 博物館実習指導では、実習のための事前準備と、実習後の振り返りを通じて、博物館での仕事について包括的に理解することを目指します。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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グループワークの成果物(30%)、レポート(50%)、リアクションペーパーなどの提出物と出席(20%)で評価します。 架空の科学館の展示企画を考えるグループワークを行い、模造紙にその展示会の企画を描き発表します。
博物館実習は、実習を行った博物館から出される実習簿にもとづき評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは特にありません。必要に応じてレジュメを配布するほか、参考書などは適宜紹介します。 授業の資料などはLMSに掲載します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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各自が実習予定の博物館について、事前によく調べておいてください。また、各地の博物館・科学館の企画展などに関心を持ち、新聞・インターネット上のニュースや博物館・科学館のHP等を定期的に閲覧してください。 グループワークでは、架空の企画展案を作成してもらいます。面白そうな企画アイデアについて考え、積極的にグループワークに貢献してください。 必要な予習については、授業内で指示します。(1時間程度/回)
実習後、実習で得た学び、反省点などを踏まえてレポートを提出してもらうとともに、皆で体験を共有します。 企画案作成、実習レポート提出などに計10時間程度を想定しています。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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博物館学芸員資格必修科目です。実習2単位と、実習指導1単位は、別々の評価となります。
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授業内容 |
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【第1回】 | (事前指導)ガイダンス・実習に向けての心構え | 【第2回】 | (事前指導)学芸員の仕事について・企画展の作り方 | 【第3回】 | グループワーク(架空の企画展を考える):①: テーマを決める | 【第4回】 | グループワーク②: 展示内容を具体的に決める | 【第5回】 | グループワーク③:企画案をまとめてプレゼン資料を作成 | 【第6回】 | グループワーク④:プレゼン資料を作成つづき | 【第7回】 | グループワーク⑤:企画案プレゼンテーション発表会 | 【第8回】 | グループワーク⑤:企画案プレゼンテーション発表会予備日 | 【第9回】 | (事後指導)博物館実習の振り返り① | 【第10回】 | (事後指導)博物館実習の振り返り② | 【第11回】 | 日本の博物館 | 【第12回】 | 日本の科学館 | 【第13回】 | 世界の博物館 | 【第14回】 | 世界の博物館 | 【第15回】 | まとめ |
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