Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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航空宇宙推進学特論 (Special Lecture on Aerospace Propulsion) 真子 弘泰
2年 通年 専門分野選択 2単位
【専工後・通年】 19-3-1044-4690

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

タービンエンジンの機能・性能を熱力学や流体力学の基礎知識に基づいて学びます。
この授業ではDP1~DP2に関する知識、技法を修得します。

2.
授業の到達目標

航空原動機に用いられるターボジェット・ターボファンエンジン及びターボプロップ・ターボシャフトエンジンの原理を理解し、形式による特徴、作動様式の違い等を理解する事ができるようになる事を目標とします。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

成績は提出レポートにより行います。

4.
教科書・参考書

教科書は使用しません。

5.
準備学修の内容・必要な時間

予習(1.5時間程度);LMSで事前に授業内容を掲示しますので読んで、疑問に思う箇所は自分で調べて、ガスタービンエンジンの知識を広めて下さい。また、わからない所はまとめて授業中に配布するプリントで質問するようにして下さい。
復習(1.5時間程度);授業で使用した資料をLMSに提示しますので、ガスタービンエンジンに関する機能・特性・公式等を復習して下さい。また授業中に行った演習問題の回答も提示しますので、性能等計算できるように復習を行って下さい。

6.
その他履修上の注意事項

講義形式で行います。

7.
授業内容

【第1回】
航空原動機の種類と特徴
【第2回】
タービンエンジンの概要
【第3回】
タービンエンジンの出力
【第4回】
タービンエンジンの効率
【第5回】
タービンエンジンの一般特性
【第6回】
タービンエンジン本体の基本構成要素;基本構造
【第7回】
タービンエンジン本体の基本構成要素;エアーインレットとコンプレッサ
【第8回】
タービンエンジン本体の基本構成要素;燃焼室とタービン(1)
【第9回】
タービンエンジン本体の基本構成要素;タービン(2)と排気システム
【第10回】
燃料と潤滑剤
【第11回】
旋回失速とサージング
【第12回】
翼列フラッタ
【第13回】
タービンエンジン補機;燃料システム
【第14回】
タービンエンジン補機;制御システム
【第15回】
タービンエンジン材料