1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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〇「なぜ教師をめざすのか」という根源的な問いに答えることのできる素養を身につけます。 〇教職の意義や教員の役割について概説するとともに、教職への意欲や適性等について受講生が多面的・多角的に考察する機会を提供します。 〇授業の形態としては、講義形式のほか、ダイアローグ・ビブリオバトル・学習指導案プレゼンテーションを実施し、受講生との対話によって構成されるアクティブラーニングをめざします。 〇本授業は、ディプロマポリシー2に関連します。
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2. |
授業の到達目標 |
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〇学生は、教職についての関心を深め、学校教育の目的及び教師の職務内容等の基本的事項について理解する。(知識・理解) 〇学生は、教師の教育活動を多面的多角的に理解するとともに、教師に求められる資質・能力について考察し、自らの進路として教職を選択することの重大性・意義について考察する。(思考・判断) 〇学習指導案を作成するための基本的知識を身につける。(知識・理解・表現)
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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〇リフレクションペーパー(出席と学びの証) 30% 〇質疑応答やダイアローグ・ビブリオバトルへの参加姿勢 40% 〇フィードバックを経たエッセイ 30% *最終第15回の授業で「学びの履歴」に基づくフィードバックを行いエッセイを書く。
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4. |
教科書・参考書 |
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秋田喜代美・佐藤学『新しい時代の教職入門 改訂版』有斐閣 2015 ISBN:978-4641220607
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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〇事前学修(予習)として、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨んでください。(45分) 〇事後学修(復習)として、授業のキーワードを最低5個抽出しまとめる。(15分) 〇教職をめざす者として、現代社会の課題(特に教育)に関する情報をネットはもちろん新聞等の活字から収集するよう努力する。*毎日、最低30分は新聞を読む習慣をつけてください。 〇教師としての資質・能力の向上を図るために、一日30分は読書する習慣をつけてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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〇授業では、聴くことはもちろん自分の考え・意見をハッキリと発言できるようにしてください。 〇毎授業終了時に「リフレクションペーパー(出席と学びの証)」を配布します。漢字一文字で授業を総括し、なぜ、その漢字を選択したのかの理由をしっかりと書くようにしてください。 〇学習指導案作成に必要な教材を、日々の生活の中から選択するよう努めてください。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス 授業の内容・進め方 準備学習の取り組みについて(毎時間、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨むこと等を指示する。) | 【第2回】 | 〔さまざまな教師像〕ダイアローグ「あなたは、なぜ、教師をめざすのか…」 | 【第3回】 | 〔教師の日常世界〕専門家としての教師 | 【第4回】 | 〔授業をつくる〕授業をデザインする | 【第5回】 | 〔授業から学ぶ〕ともに学び続ける教師 | 【第6回】 | 〔カリキュラムをデザインする〕「カリキュラム」の概念 | 【第7回】 | 〔子どもを育む〕子どもの心に寄り添う | 【第8回】 | 〔生涯を教師として生きる〕教育実習から信任の教師へ | 【第9回】 | 〔同僚とともに学校を創る〕学校における同僚性 | 【第10回】 | 〔教職の専門性〕教職の専門性とは… | 【第11回】 | 〔時代の中の教師〕現代の教師像を再考する | 【第12回】 | 〔教師の仕事とジェンダー〕教職におけるジェンダー | 【第13回】 | 〔教育改革と教師の未来〕教師の使命と未来への希望 | 【第14回】 | 〔教師としての資質・能力を高める〕ビブリオバトル 「教育」をキーワードとした本を紹介する | 【第15回】 | 振り返り(「学びの履歴」のフィードバックを行いエッセイを書く) |
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