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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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アスレティックトレーナーは誰からも慕われる人間性、思いやりのある人柄が重要であり、競技者のためにあるいはチームのために献身的に時間を費やし努力するという姿勢が必要です。人間性や社会性を持ったアスレティックトレーナーになるために必要な内容を学びます。アスレティックトレーナーの歴史から、その業務内容(①スポーツ外傷・障害の予防②スポーツ現場における救急処置③アスレティックリハビリテーション④コンディショニング⑤検査・測定評価⑥健康管理と組織運営⑦教育的指導)およびスポーツドクターやコーチ、監督との連携についても学習します。その他、日本体育協会の成り立ちや資格の変遷についても学びます。アスレティックトレーナーとしての高い倫理観を養成する基礎となるものです。この授業内では7回にわたり上記内容についてグループワークを行い発表を行います。この授業では、DP1に関連したスポーツ医科学の知識を修得する。
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授業の到達目標 |
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アスレティックトレーナーとしてのトレーナースピリッツを説明できる。 アスレティックトレーナーの7つの役割を説明できる。 アスレティックトレーナーの各国における歴史について説明できる。 スポーツドクター、コーチ、監督との連携の意義について説明できる。 選手の健康管理と法的諸問題について説明できる。 アスレティックトレーナーの倫理について説明できる。 現場実習における学生アスレティックトレーナーの注意事項について説明できる。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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授業内課題(レポート20%、小テスト20%、プレゼンテーション20%)期末テスト50%。テストの解答を解説する。
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教科書・参考書 |
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(財)日本体育協会 アスレティックトレーナー専門科目 「アスレティックトレーナーの役割」テキスト 2800円 ※テキストを購入することが受講の条件となります。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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トレーナーの7つの役割を中心として学びます。7つの役割とは第4回目から第10回目までのテーマに示された各内容です。各テーマについて授業前にテキストを読み、内容を十分に理解することが必要です。また、わからない語句や専門用語についても事前学習において調べておきましょう。当該期間に30時間以上の予復習が必要となります。
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その他履修上の注意事項 |
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トレーナーとしてのライフ・スタイルを確立していくために規則正しい生活や挨拶、礼儀を常日頃から徹底して下さい。グループワークにおける発表が行われる場合は各班で課題について共有する時間が必要になります。
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授業内容 |
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【第1回】 | アスレティックトレーナーの歴史を学ぶ | 【第2回】 | 諸外国のアスレティックトレーナーの状況を学ぶ | 【第3回】 | アスレティックトレーナーの任務と業務について学ぶ | 【第4回】 | アスレティックトレーナーの業務(スポーツ傷害の予防)について学ぶ。グループワークを行う。
| 【第5回】 | アスレティックトレーナーの業務(スポーツ現場における救急処置)について学ぶ。グループワークを行う。 | 【第6回】 | アスレティックトレーナーの業務(アスレティックリハビリテーション)について学ぶ。グループワークを行う。 | 【第7回】 | アスレティックトレーナーの業務(コンディショニング)について学ぶ。グループワークを行う。 | 【第8回】 | アスレティックトレーナーの業務(測定と評価)について学ぶ。グループワークを行う。 | 【第9回】 | アスレティックトレーナーの業務(健康管理と組織運営)について学ぶ。グループワークを行う。 | 【第10回】 | アスレティックトレーナーの業務(教育的指導)について学ぶ。グループワークを行う。 | 【第11回】 | サポートスタッフの役割とスポーツドクターとの連携・協力について学ぶ | 【第12回】 | スポーツの組織運営とアスレティックトレーナーの組織運営について学ぶ | 【第13回】 | 健康管理と法的諸問題について学ぶ | 【第14回】 | アスレティックトレーナーの社会的立場と倫理について学ぶ | 【第15回】 | 総まとめ |
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