Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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英語コミュニケーション1(English for Communication1) 須賀 晴美
3年 前期 コミュニケーション選択 1単位
【地域・前期】 19-1-1123-3390

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

この授業は総合基礎科目の学修目標1、2、3に関連した科目です。本授業は、中学・高校教師を目指す受講生のための実践的英語コミュニケーション能力を向上させる講座です。
 現代の重要なコミュニケーション・ツールであるeメールの書き方を学ぶことを通して、実践的なコミュニケーションに必要な英語表現を習得します。また、第12〜13回目に英語でプレゼンテーションを行い、実際に英語音声で発信することを体験してもらいます。授業の最初にWriting Sheet (ミニ英作文用紙)が配布されますので、5分間で当日書きたい話題について英作文を書き、提出します。
 この授業はアクティブラーニングを導入しています。

2.
授業の到達目標

この授業は以下の4つを到達目標とします。
1. 丁寧表現、文化的な相違を含んだ英語表現を理解し、場面に適して書き、操作できるようになる。
2. 英語の言語的側面について考察し、自分の意見を述べることができる。
3. 自ら作成した100語以上の英文を、聴衆にわかる音声で発表することができる。
4. 5分間で主語+動詞のセットを基準にした英文を6文以上書ける。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

期末試験 (50%)、Writing Sheetなどの課題 (20%)、プレゼンテーションの原稿 (10%)、プレゼンテーション当日の出来映え (10%)、参加の度合 (10%)

・Writing Sheetに書いたミニ英作文とプレゼンテーションの原稿は評価してLMSで返却・フィードバックします。
・授業への参加の度合は、予習がしてあり指名時に答えられるか、グループディスカッションに積極的に参加しているかどうかなどを評価します。

4.
教科書・参考書

"Write Me Back Soon!: Communicating through Email" (Eメールで学ぶ英文ライティングの基礎)
著者:成岡 恵子、早野 薫、Sean M. Hackett.
出版社:金星堂(¥2,000 +Tax)
ISBN: 978-4-7647-3957-4

5.
準備学修の内容・必要な時間

[教科書を主とした授業の準備学修]
1.予習として、教科書を読み、問題を解いて、分からない単語や表現等を辞書で調べてから授業に臨ん
 でください。(50分)
2.復習として、自分が間違った箇所の問題や英語表現を確認し、正しい答を書く練習をしてください。
 (30分)
3.復習として、Writing SheetのフィードバックをLMSで確認し、自分の評価と誤った箇所などを確認し
 ます。(10分)

[プレゼンテーションの準備学修]
原稿を書くには時間がかかります。1日で仕上げようとしないで、2〜3日に分けて作業をすると
良いでしょう。
1. 日本語の構想を英語に直します。(60分)
2. 英語に直らない表現を辞書などで調べます。(30分)
3. 原稿を通して読み、不自然な箇所は直します。(15分)
4. 原稿を音読してみて、読めない単語の読み方を調べます。(15分)
5. なめらかに言えるように練習します。(15分 x毎日)

6.
その他履修上の注意事項

・毎回の授業には必ず英和辞書・和英辞書(紙の辞書・電子辞書どちらでも可)を持参してください。
・課題の返却については授業でも通知しますが、LMSを定期的にチェックしてください。

様々なアクティビティーを体験して、あなたの英語力が上がることを期待しています。

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス(授業の進め方、準備学修、評価方法など)、短い自己紹介を書く
【第2回】
Unit 1 Let me introduce myself (自己紹介、日本語で省略される主語・目的語を表現する)
【第3回】
Unit 2 Would you do me a favor? (依頼する表現、依頼に使う丁寧表現)
【第4回】
Unit 3 Please give me some advice (アドバイスを求める表現、無生物を主語にした文))
【第5回】
Unit 4 How about going to the museum? (アドバイスや提案をする表現、自然なアドバイス表現)
【第6回】
Unit 5 Let's decide when to meet (約束する表現、Youを主語とする文)
【第7回】
Unit 6 I have to apologize to you (謝罪する表現、「すみません」の英語表現)
【第8回】
Watching a DVD in English (a film or drama with Japanese subtitles)
【第9回】
Unit 7 Room for two? (予約する表現)
プレゼンテーション原稿作成
【第10回】
Unit 7 Room for two? (日にちの表し方の違い)
プレゼンテーション原稿提出
【第11回】
Unit 8 I have a problem (苦情を述べる表現、have の幅広い意味)
プレゼンテーション原稿返却・全体へのフィードバック
【第12回】
Presentation 1(「私の好きなもの/場所/人 などについて」、半数の受講生)
Unit 9 We would like to invite you to a party! (招待する表現)
【第13回】
Presentation 2(同上、残り半数の受講生)
期末テストの概要
Unit 9 We would like to invite you to a party! (日本語に合わないcomeとgoの用法)
【第14回】
Unit 10 How to get to his place? (道案内の表現、「見る」と「見える」の違い)
授業評価アンケート
【第15回】
期末テスト、まとめ