1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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〇社会科・公民科の到達目標、教材研究、資料収集、学習・評価方法等について受講生と共に学んでいく。 〇「なぜ社会科教師をめざすのか」という根源的な問いに答えることのできる素養を身につける。 〇授業形態としては、講義形式のほか、フィールドワーク・ディスカッションなど、受講生との対話によって構成されるアクティブラーニングをめざす。 〇本授業は、ディプロマポリシー2・3に関連します
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2. |
授業の到達目標 |
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〇学生は、社会科教師をめざすのに必要な基礎的な知識・概念・スキルを身につける。(知識・理解・技能) 〇学生は、教育実習に必要な授業構想力・実践力の基礎を習得する。(知識・理解・技能)
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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〇リフレクションペーパー(出席と学びの証) 40% 〇質疑応答やフィールドワーク・ディスカッションでの参加姿勢 30% 〇学習指導案の構想レポート 30% *最終第15回の授業で、「学びの履歴」のフィードバックを行う。
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4. |
教科書・参考書 |
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〇文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』 東洋館出版社 ISBN : 978-4491034713 〇文部科学省『高等学校学習指導要領解説 公民編』 現在はPDFで対応 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/07/17/1407073_04.pdf
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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〇事前学修(予習)として、次回の授業テーマに即した一般的な知識を図書館等で学習してから授業に臨む(40分) 〇事後学修(復習)として、自分であったら、どのような学習指導を展開するだろうかと考え記録として残す。(20分) 〇社会科・公民科教師をめざす者として、現代社会の課題(特に政治経済。司法)に関する情報をネットはもちろん新聞等の活字から収集するよう努力する。また、政治・経済・司法に関する情報を如何に授業に落とし込むかというイメージを絶えず浮かべるよう努力する。*毎日、最低30分は新聞を読む習慣をつけてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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〇授業では、聴くことはもちろん自分の考え・意見をハッキリと発言できるようにしてください。 〇毎授業終了時に「リフレクションペーパー(出席と学びの証)」を配布します。漢字一文字で授業を総括し、なぜ、その漢字を選択したのかの理由をしっかりと書くようにしてください。 〇後期の社会科・公民科教育法Ⅱで実践する模擬授業の構想案を最終授業までに書いて提出できるように一時間一時間の授業を大切にしてください。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 〔ガイダンス〕授業の内容・進め方 準備学習の取り組みについて(毎時間、次回の授業テーマを図書館等で学習してから授業に臨むこと等を指示する。) | 【第2回】 | 〔学習指導要領の変遷〕カリキュラムポリティクスを考える 初期社会科がめざした問題解決学習
| 【第3回】 | 〔NIE〕新聞とともに歩んだ社会科教師のライフヒストリー | 【第4回】 | 〔基本的人権〕「婚姻届」に秘められた人権尊重 | 【第5回】 | 〔基本的人権〕映画「聲の形」から考える障がい者問題 | 【第6回】 | 〔基本的人権〕映画「もののけ姫」から考えるハンセン病 | 【第7回】 | 〔司法〕映画「十二人の怒れる男」から考える裁判 | 【第8回】 | 〔司法〕模擬裁判を体験する | 【第9回】 | 〔フィールドワーク〕「裁判傍聴」 於:宇都宮地方裁判所 | 【第10回】 | 〔政治〕『苦海浄土』から考える水俣病事件 | 【第11回】 | 〔経済〕日本の財政 社会保障費の財源を考える | 【第12回】 | 〔ESD〕エボラ出血熱を医療従事者の立場で考える | 【第13回】 | 〔学際的単元〕放射線と核廃棄物の地層処分を考える | 【第14回】 | 〔学習指導案〕学習指導案の作成方法について | 【第15回】 | 〔振り返り〕(「学びの履歴」のフィードバックを行う+学習指導案構想レポートの点検評価) |
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