1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
|
公共政策学の基礎原理を学び、公共及び公共政策について平易に説明します。具体例を通して、公共政策の設計、決定、実施と評価を解析し、社会問題を解決する「新しい知」として視点を広げ、学生の公民資質を育成します。 この授業では、DP1、DP2とDP3に関する知識、能力を総合的に習得します。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
国や地方公共団体等が実施する広い範囲にわたる公共政策の基礎原理を学ぶことができます。そして、具体的な公共施策の事例を通じて、基礎原理を応用しながら、自分なりに評価することができ、分析します。
|
3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
|
・講義内課題(50%)、期末レポート(50%) (注)2/3以上の出席が成績評価の対象とします。
・フィードバックの方法 期末レポートの採点基準をフィードバックします。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
以下の中公新書をもって、進行します。適宜にプリントも配ります。 秋吉貴雄(2017)『入門 公共政策学』(中公新書2439)中央公論新社。
参考書: 秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉(2015)『公共政策学の基礎(新版)』有斐閣。 足立幸男(1994)『公共政策学入門―民主主義と政策』有斐閣。 金澤史男(2008)『公私分担と公共政策』日本経済評論社。
|
5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
|
予習: 事前に告知した授業内容を確認し、テキストを読み、わからない言葉などを調べます。そして、予習の成果を毎回一人または数人の担当者に分け、教員が授業する前にまず担当者から説明してもらいます(1時間)。
復習: ・毎回の授業内容を整理し、テキストとプリント内容を照らし合わせます。未完成の講義内課題について作成します(1時間)。 ・章ごとに終わるところ、学習した内容を整理し、ペーパーにまとめ、提出してもらいます(2時間半)。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
・成績評価や試験の詳細については、初回の講義で説明しますので、受講を希望される学生が必ず出席されたいです。 ・授業内容への理解について、それを確認するため、適宜にグループワーク形式を行い、プレゼンテーションを行うことを考えています。(未定) ・期末レポートはテキストとこちらが配りするプリントのみ持ち込み可とします。
|
7. |
授業内容 |
|
【第1回】 | ガイダンスとイントロダクション―公共とは?公共政策とは?&アンケートの実施 | 【第2回】 | 公共と公共財(アンケートの解説、または新たに受講される方のアンケート調査) | 【第3回】 | なぜ公共政策学か?(第1章) | 【第4回】 | 問題の発見(第2章)―モデルケースの説明 | 【第5回】 | 問題の発見(第2章)―皆さんからのケース提示 | 【第6回】 | 設計(第3章)―解決案を考える | 【第7回】 | 設計(第3章)―皆さんからの解決案の模索 | 【第8回】 | 決定(第4章)―官僚と政治家の動き | 【第9回】 | 決定(第4章)―国家審議と民主主義 | 【第10回】 | 実施(第5章)―意図と現場の動き | 【第11回】 | 実施(第5章)―事例分析 | 【第12回】 | 評価(第6章)―内部評価・外部評価/事前評価・事後評価 | 【第13回】 | 評価(第6章)―事例分析 | 【第14回】 | 公共政策の改善&参加型政策(第7章) | 【第15回】 | 質問タイム及びまとめ、期末レポート |
|