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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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人間のからだは意図的に働きかけることにより構造的にも機能的にも目的に合わせて変化し、適応していくことができます。 トレーニング計画や組み立てを考える上で、人間の身体能力について、その基礎知識を養うとともに、目的とする身体能力を高めるための具体的な方法を学び、科学的な身体トレーニングについて自ら実践して、より理解を深めていきます。 また、実施方法だけではなく、各種トレーニングの簡易測定も行い、測定結果の処理の仕方やデータの読み方について解説します。
この授業では、DP1、2、3に関連したスポーツ医科学の知識、技術、態度を修得する。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)トレーニング理論を応用した各種のトレーニングについて理解し、自ら実践することができる。 2)各種トレーニング方法を指導する際に、目的や強化される部位について明確に示すことができ、正確な方法を指導できる。 3)トレーニングの測定方法の考え方や測定結果の処理の仕方、データの読み方について理解し、競技力を効果的に向上させるために必要な測定結果の活用方法を身につけることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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平常点(授業への参加度合、レポート、トレーニング指導実習)40%、定期試験60% 授業内で必要に応じて、フィードバックを行う。
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4. |
教科書・参考書 |
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講義・実技プリントを配布する。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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・実技では、強度の高い運動も行います。怪我を予防するためにも普段から定期的な運動を心掛けましょう。 ・1回の授業あたり30分程度の予習と1時間程度の復習が必要となります。
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その他履修上の注意事項 |
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・実技の授業はジャージや短パン、Tシャツなど動きやすい服を着用してください。準備していなかった場合には、怪我の危険性を考え授業への参加を認めないこともあります。
【参考文献】 ・公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニング (財団法人 日本体育協会:文光堂2,800円) ・トレーニングの科学的基礎 (宮下充正著:ブックハウス・HD 2,500円) ・公認アスレティックトレーナー専門テキストワークブック スポーツ科学 (財団法人 日本体育協会:文光堂2,520円)
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | トレーニング科学概論 | 【第2回】 | トレーニング理論と実践①(スピードトレーニング) | 【第3回】 | トレーニング理論と実践②(アジリティートレーニング) | 【第4回】 | トレーニング理論と実践③(プライオメトリクストレーニング) | 【第5回】 | トレーニング理論と実践➄(体幹トレーニング) | 【第6回】 | トレーニング理論と実践④(ジャンプトレーニング) | 【第7回】 | グループ発表 トレーニング実習 (スピード、アジリティー、プライオメトリクス、ジャンプ、体幹トレーニングから選択) | 【第8回】 | トレーニング理論と実践⑥(柔軟性トレーニング) | 【第9回】 | トレーニング理論と実践⑦(チューブトレーニング) | 【第10回】 | トレーニング理論と実践⑧(コーディネーショントレーニング 平衡能力) | 【第11回】 | トレーニング理論と実践⑨(コーディネーショントレーニング 反応リズム能力) | 【第12回】 | トレーニング理論と実践⑩(コーディネーショントレーニング 定位分化能力) | 【第13回】 | トレーニング理論と実践⑪(コーディネーショントレーニング 運動連結変換能力) | 【第14回】 | グループ発表 トレーニング実習 (柔軟性、チューブ、コーディネーショントレーニングから選択) | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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