1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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・「西洋史Ⅱ」では、近代以降の西洋史を学びながら、学修目標1および3に関する知識、技能、態度を修得します。 ・授業形式は講義を中心としますが、大学生に必要とされるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の向上を目指し、合計3回、復習テストとグループによるディスカッションを実施します。
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2. |
授業の到達目標 |
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・学生は以下の授業目標の達成を目指します。 1.人類が持つ「歴史を超えた普遍性」と「歴史に起因する多様性」の存在を理解するのに十分な知識を身に付ける。 2.この「歴史的普遍性と多様性」に基づき、世界と日本の現状を理解し、未来を予測するための技能を身に付ける。 3.より良い社会を作り、そこで生きる根拠となる態度としての「歴史観」を身に付ける。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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・グループ学習(25%)、テスト(25%)、レポート(50%)で評価します。 ・テストおよびレポートのフィードバックについては以下の通り実施します。 ・テスト(小テスト、復習テスト):答案回収後直ちに解説します。 ・レポート:希望者に対し、個別に口頭で講評します。
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4. |
教科書・参考書 |
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・テキストは指定しません。必要に応じてプリントを配布します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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・歴史の授業は現状との比較によって理解が深まりますので、新聞・テレビ・インターネット等で毎日ニュースを見る習慣を身に付けてください(1日10分以上)。 ・毎回実施する小テストの予習として、開講時に配布する政治・経済用語集(英語)とヨーロッパ地図を暗記してください(30分以上)。 ・グループ学習の際に実施する復習テストの準備として、試験範囲のレジュメの内容を必ず確認・暗記してください(2時間以上) ・グループ学習の前週にディスカッション(=レポート)の課題を発表するので、充実した議論ができるよう情報収集・論点整理をしてください(2時間以上)。具体的には、事前にメモを作成したうえでディスカッションに臨むことを推奨します。 ・レポート作成に際しては、レジュメ、教員による講義、そしてディスカッションの内容を必ず反映させてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・「西洋史Ⅰ」と「西洋史Ⅱ」は内容が連続していますので、必ず同一年度に履修してください。 ・この科目は1年配当ですが、多学科・多学年によるディスカッションを期待していますので、2年生以上の履修も歓迎します。 ・留学生には、ディスカッションに参加できる程度の日本語会話能力が必要とされます。 ・この授業を通じて、受講生の皆さんが多様な価値観を理解し、それを受け入れる寛容な態度を身に付けられることを期待します。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 近代ヨーロッパ・アメリカ(1):イギリスの市民革命と産業革命 | 【第3回】 | 近代ヨーロッパ・アメリカ(2):アメリカ独立戦争、フランス革命 | 【第4回】 | 近代ヨーロッパ・アメリカ(3):帝国主義 | 【第5回】 | 復習とグループ学習(1):第2~4回の授業内容に基づくテストとディスカッション | 【第6回】 | 戦間期ヨーロッパ・アメリカ(1):第一次世界大戦の歴史的意義、戦間期の国際政治経済体制 | 【第7回】 | 戦間期ヨーロッパ・アメリカ(2):世界恐慌とファシズムの台頭 | 【第8回】 | 戦間期ヨーロッパ・アメリカ(3):第二次世界大戦 | 【第9回】 | 復習とグループ学習(2):第6~8回の授業内容に基づくテストとディスカッション | 【第10回】 | 戦後ヨーロッパ・アメリカ(1):国際連合の設立、東西冷戦体制の開始 | 【第11回】 | 戦後ヨーロッパ・アメリカ(2):ベトナム戦争、ヨーロッパ統合 | 【第12回】 | 戦後ヨーロッパ・アメリカ(3):東西冷戦体制の終結 | 【第13回】 | グローバリゼーション | 【第14回】 | 復習とグループ学習(3):第10~13回の授業内容に基づくテストとディスカッション | 【第15回】 | 総括 |
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