Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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公務員教養Ⅰ(Culture for public employeesⅠ) 夜久 仁
2年 前期 総合基礎科目選択 2単位
【総合・前期】 19-1-1251-3201

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

① 公務員の種類・仕事内容、公務員試験の種類・倍率・内容等について、概要を説明します。公務員試験のガイダンスともなります。
② 行政が当面しているいくつかのテーマ(行政の課題)を取り上げて説明します。行政が当面しているテーは同時に公務員試験の論文試験又は作文試験においても出題可能性があるテーマですので、公務員試験対策という観点からも早目に準備しておくことが重要です。
③この授業は主に講義形式ですが、適宜各自にプレゼンテーションを行ってもらうことがあります。

この授業では、学修目標3に関する知識、技法、態度を修得する。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は、長期にわたり衆議院法制局において議員立法の作成事務に従事しており、授業においては、日本国憲法の各条文に沿ってその内容を具体的に説明します。現代社会における政策課題に関して詳しく説明します。

2.
授業の到達目標

① 学生は、公務員の種類・仕事内容、公務員試験の種類・倍率・内容等について、基本的な知識を習得することができる。
② 学生は、行政が当面しているいくつかのテーマについて、理解を深め、自己の見解を述べることができる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

期末試験によります。なお、授業の感想をまとめたレポートを作成してもらうことがあります。
期末試験終了後、希望者には研究室において解説します。また、後期の公務員教養Ⅱの初回講義時に解説を行います。

4.
教科書・参考書

教科書
 ① 吉岡友治(著)『2020年度版 地方上級・国家一般職[大卒] 市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方』 実務教育出版 ISBN 978-4-7889-7673-3
参考書
 ① 資格試験研究会(編)『2020年度版 公務員試験オールガイド』 実務教育出版 3月上旬発売予定
 ② 『公務員試験 受かる勉強法 落ちる勉強法 2020年度版』 洋泉社 ISBN 978-4-8003-1561-8

5.
準備学修の内容・必要な時間

各回の講義終了時に次回講義範囲を指示するので、指示された教科書の該当範囲を良く読むとともに、重要項目を箇条書きにしてまとめておいてください(1.5時間程度)。
また、各回の講義終了後には、教科書の該当範囲をもう一度読み返すとともに、その内容をノートにまとめてみてください(1.5時間程度)。
さらに、現在の社会において起こっている様々な問題について、普段から新聞、テレビ、インターネット等を通じて関心を持つように心がけて下さい。
全体で45時間程度の予復習が望ましいと思います。

6.
その他履修上の注意事項

1 教科書①は、2020年度版を使用します。今年3月上旬までには発売見込みです。
2 参考書①は、公務員試験の種類、日程等を説明しています。②は、公務員試験の効率的な学習方法を解説しています。これらも2020年度版を使用します。
3 公務員試験において時事問題は隠れた主要科目とも言われる重要な科目です。試験直前になって慌てないようにするため、できるだけ早目に時事問題に取り組んでおく必要があります。また、現在の社会において起こっている様々な問題について、普段から新聞、テレビ、インターネット等を通じて関心を持つように心がけてください。

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス
終了時にレジュメを配布するので、次回講義箇所を良く読んでおくこと。
【第2回】
公務員に関する基礎知識(1)・・・公務員の種類・仕事内容、公務員試験の種類・倍率
第1回講義時に配布したレジュメを良く読んでおくこと。
【第3回】
公務員に関する基礎知識(2)・・・公務員試験の内容①(教養試験)
第1回講義時に配布したレジュメを良く読んでおくこと。
【第4回】
公務員に関する基礎知識(3)・・・公務員試験の内容②(専門試験)
第1回講義時に配布したレジュメを良く読んでおくこと。
【第5回】
公務員に関する基礎知識(4)・・・公務員試験の内容③(論文試験・作文試験、面接試験)
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第6回】
行政の課題(1)・・・①情報化と未来
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第7回】
行政の課題(2)・・・②情報公開と住民参加
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第8回】
行政の課題(3)・・・③高齢化社会
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第9回】
行政の課題(4)・・・④少子化社会
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第10回】
行政の課題(5)・・・⑤行政と民間の役割分担
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第11回】
行政の課題(6)・・・⑥住民サービス
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第12回】
行政の課題(7)・・・⑦青少年と教育問題
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第13回】
行政の課題(8)・・・⑧まちづくり
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第14回】
行政の課題(9)・・・⑨災害対策
講義終了時に次回講義範囲を指示するので、教科書の該当範囲を良く読んでおくこと。
【第15回】
行政の課題(10)・⑩公務員の理想と現実