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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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自動車の開発に必要な、熱力学、材料力学、機械力学、流体力学などの専門科目の知識を用いて、自動車、及び構成部品の性能・機能設計ができる基礎知識を習得します。また、グループワークを基本に実習・課題を行い(アクティブラーニング)、コミュニケーション能力も修得します。この授業では、学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2,4,5に関する知識、技法を習得します。 本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業において自動車の衝突安全性能、および乗り心地性能の研究、設計の業務に携わっており、授業では、企業における実例や実体験、現場での課題などを題材とした議論等を行います。
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2. |
授業の到達目標 |
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学生は、自動車の構造・構成部品の設計に必要な専門科目の説明ができる。さらに、グループワークをとおして、自動車の設計に必要な課題を解決することができる。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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実習・中間課題(60%)、最終課題(40%)により成績評価を行います。課題の解答例は授業中に解説します。
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教科書・参考書 |
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教科書:特になし 参考書:「わかる自動車工学」 樋口健治、長江啓泰、小口泰平、渡部英一、永田雅美、永井正夫 共著 日新出版 ISBN:978-4817301383
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準備学修の内容・必要な時間 |
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毎回の授業内容についてレポートにまとめてください(A4_一枚を目安。1時間程度)。 前回までの授業内容を活用することが多いので、レポートで復習(授業中の問題を解きなおす)をしておいてください(30分程度)。
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その他履修上の注意事項 |
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授業開始毎に出欠を取ります。本講義の単位を取得するためには2/3以上の出席が必要となります。
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授業内容 |
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【第1回】 | 自動車、及び構成部品の性能・機能設計の概要 | 【第2回】 | 操縦性と安定性① 車両運動の基礎 | 【第3回】 | 操縦性と安定性② タイヤの力学 | 【第4回】 | 操縦性と安定性③ タイヤの力学 | 【第5回】 | 実習:車両運動の計算(グループワーク) | 【第6回】 | 中間課題:車両運動の計算(グループワーク) | 【第7回】 | 操縦性と安定性④ 操舵と車両の運動 | 【第8回】 | 操縦性と安定性⑤ 操舵と車両のロール運動 | 【第9回】 | 操縦性と安定性⑥ 車両の旋回運動 | 【第10回】 | 実習:車両運動の計算(グループワーク) | 【第11回】 | 中間課題:車両運動の計算(グループワーク) | 【第12回】 | 衝突安全① 市場の事故分析と車両の衝突性能 | 【第13回】 | 衝突安全② 車両の衝突性能と乗員の傷害 | 【第14回】 | 衝突安全③ 乗員の安全 | 【第15回】 | 最終課題、まとめ |
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