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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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本授業は講義形式にて行われ、前半は「足関節と足部の運動」「体幹と脊柱の運動」「運動発達」「運動学習」についての講義、後半は運動学全範囲の演習問題と解説を行います。 とくに後半では、国家試験過去問題を中心とした演習問題に取り組み、国家試験問題出題傾向の把握および弱点の洗い出しを行います。さらに、応用問題にも取り組み、周辺知識の整理と幅広い知識の修得を目指し、国家試験に向け運動学の総括を行います。 この授業では主にディプロマポリシー1に関する知識の修得を目指します。
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2. |
授業の到達目標 |
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本授業の目標は、国家試験に対応できる能力を身に着けることです。 具体的には、以下の点を到達目標とします。 ①運動の表し方・身体運動と力学について、正しく理解できる。 ②運動器・神経の構造と機能について、正しく理解できる。 ③反射運動と随意運動について、正しく理解できる。 ④四肢と体幹の運動について、正しく理解できる。 ⑤姿勢・歩行について、正しく理解できる。 ⑥運動発達・運動学習について、正しく理解できる。 また、授業時の質問に対してグループディスカッションやペアワークを行うことにより、プレゼンテーション能力を身につけます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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①授業内課題(15%)、②期末の筆記試験(85%) ①、②の合計点で60点以上を合格とします。 中間アンケートの結果をもとに、全体に対するフィードバックを行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト『運動学 改訂第3版』(社)全国柔道整復学校協会 監修 齊藤 宏 著 医歯薬出版 2013年
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準備学修の内容・必要な時間 |
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内容が多岐にわたるため、必ず予習・復習を行ってください。 予め、各回の授業前には1.5時間程、次回授業予定の対応する教科書のページを読み、キーワードの意味を調べてください。また課題が出された場合は、必ず前以て問題を解いてから出席するようにしてください。 授業後には復習として1.5時間程、授業内容について教科書を見ずに解答できるように、繰り返し復習をしてください。
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その他履修上の注意事項 |
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授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 足関節と足部の運動(骨格、足部のアーチ) | 【第3回】 | 足関節と足部の運動(筋) | 【第4回】 | 体幹と脊柱の運動(骨格) | 【第5回】 | 体幹と脊柱の運動(筋) | 【第6回】 | 乳幼児期の運動発達 | 【第7回】 | 運動学習 | 【第8回】 | 運動の表し方・身体運動と力学についての復習と演習 | 【第9回】 | 運動器・神経の構造と機能についての復習と演習 | 【第10回】 | 反射運動と随意運動についての復習と演習 | 【第11回】 | 上肢の運動についての復習と演習 | 【第12回】 | 下肢および体幹の運動についての復習と演習 | 【第13回】 | 姿勢・歩行についての復習と演習 | 【第14回】 | 運動発達・運動学習についての復習と演習 | 【第15回】 | 試験とまとめ ※上記の内容を中心に構成しますが、時間(時限)の配分は適宜調整しながら進めます。 |
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