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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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「マーケティング」は企業がその活動の中で市場をどのように理解し、どのように関わっていくか?という問題を扱う分野です。もともとは、会社の経営のための理論として発達しましたが、近年では、地域や都市の成長や持続を考えるやり方にも応用されています。この授業ではまず、マーケティングの基本的な概念(考え方)を易しく整理し、さらに、地域の産業活動などを取り上げて、マーケティング的に考える事例分析を紹介します。この授業はDP2〜3の基礎を作ることを目指します。
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2. |
授業の到達目標 |
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学生は、マーケティングに関する基礎的な知識を学び、地域に関わるさまざま問題にマーケティングの考え方を用いて取り組む能力を身につけます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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期末試験(60%)を基本とし、中間での複数回の小テスト、小リポート、授業でのディスカッション等(計40%)も加味して評価します。小テスト・リポート、ディスカッション等へのコメントがフィードバックになります。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は指定せず、パワーポイントおよびハンドアウトを使用・配布します。マーケティングの基礎的な知識を得るための参考書や事例を知るのための文献は授業時に適宜紹介します。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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マーケティングの基礎的な知識の理解のためには、参考書として上げた本などを事前に読んでメモを作成し、予備知識を付けておくこと。とりあげる事例などについて、授業後に自分で文献や記事等の情報を集めてメモを作り、理解を深めることが大いに役立ちます。これらの準備学修のために1回あたり2時間以上を要すると考えられます。
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その他履修上の注意事項 |
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授業で出てくるようなさまざまな地域や経済についての基礎的な知識を身につけるための基礎作りには、新聞を毎日ていねいに読む習慣を付けることが役立ちます。
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授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション(本授業のねらいと構成) | 【第2回】 | マーケティングの誕生と考え方の発達 | 【第3回】 | マーケティングにおける「4つのP」。4Pとはどういう意味かを事前に調べ、メモを作っておくこと。 | 【第4回】 | マーケット・セグメンテーションとポジショニング。これらの用語はどう行く意味かを事前に調べ、メモを作っておくこと。 | 【第5回】 | 製品のマーケティング(1):新製品開発とブランディング新製品開発とブランディング。取り上げた事例について、授業後に自分で情報を収集し、メモを作成すること。(以下、同様) | 【第6回】 | 製品のマーケティング(2):製品の普及過程とマーケティング | 【第7回】 | 価格のマーケティング:製品ライン・製品ライフサイクルと価格設定 | 【第8回】 | マーケティング・プロモーション:広告とセールス・プロモーション | 【第9回】 | 流通のマーケティング(1):日本型流通システム | 【第10回】 | 流通のマーケティング(2):流通系列化と流通革命 | 【第11回】 | 国際マーケティング:輸出産業の事例 | 【第12回】 | 地域のマーケティング(1):条件不利地域の特産品の事例 | 【第13回】 | 地域のマーケティング(2):大都市開発の事例 | 【第14回】 | 地域のマーケティング(3):地方都市再開発の事例 | 【第15回】 | まとめ・総括 |
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